2017年08月29日

8月28日ふるさとの風

1300代の朝鮮語と日本語放送、今日から新しい内容である。台湾送信は強力である。後半ふるさとの風はかなり信号が落ち込んできた。
拉致問題インフォメーションは8月15日、アメリカ首脳との電話会談を行った。概要は以下のとおり。
両首脳は、北朝鮮情勢につき意見交換を行いました。安倍総理から,北朝鮮が、我が国上空を通過する形でグアム周辺に弾道ミサイルを発射する旨公表する中、トランプ大統領が同盟国防衛に対するコミットメントを発信していることを高く評価する旨述べました。
これに対し、トランプ大統領から、グアム周辺に向けた弾道ミサイル発射予告について強い懸念が示され、両首脳は、まずは北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが最も重要であるとの認識で一致しました。
トランプ大統領から,8月12日に米中首脳電話会談を行い、働きかけを行った旨言及があったのに対し、安倍総理から、こうした努力を高く評価する旨発言し、両首脳は,中国、ロシアの役割が重要であることを確認しました。
両首脳は、対話のための対話には意味がなく、今は国際社会で一致して圧力を強めるべき時であること、新たに採択された安保理決議の厳格な履行が重要であること、日米で防衛態勢と能力向上のための具体的行動を進めることで一致しました。

会談の後、安倍総理の記者会見から。「先ほどトランプ大統領と日米電話首脳会談を行い、現下の北朝鮮情勢について率直に意見交換を行いました。北朝鮮によるグアムへの弾道ミサイル発射予告は、地域の緊張状態をかつてなく高めています。こうした中、トランプ大統領の同盟国の安全に対するコミットメントを高く評価しております。日米で、そして日米韓で緊密に連携を取りながら、中国、ロシアを始め国際社会と協力して、何よりも北朝鮮にミサイル発射を強行させないことが、最も重要であるとの認識で一致いたしました。同時にあらゆる事態に備え強固な日米同盟の下、高度な警戒監視態勢とミサイル防衛態勢を取り、国民の安全を守るために最善を尽くしてまいります。」
ニュース解説は「韓国専門家の見方」について。今週の一曲、朝鮮語は藤井フミヤの「TRUE LOVE」、昨年7月に登場。日本語は1976年のヒット曲、森田公一とトップギャランの「青春時代」である。今年3月にも登場している。
拉致問題解説は久米裕さんについて。当時東京に住んでいたが1977年9月19日石川県宇出津海岸付近で在日工作員らによって拉致された。北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、2003年1月逮捕状をとり国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。平成18年2月の日朝包括並行協議では、北朝鮮側は、金世鎬について「かかる人物は承知していない」とし、無視を続けている。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月に収録した日本語のメッセージである。

1300の「しおかぜ」は5965kHz、八俣からの電波は若干弱いようだ。ジャミングもあり受信状態は悪い。月曜日は日本語放送、拉致被害者、公開されている失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。
1405の「しおかぜ」は7295kHz、ジャミングは無い、概ね受信状態は良好である。この時間は先週8月21日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。台湾も回復し、パラオ送信とともに強力で、ジャミングは確認できない。
懐かしい日本の歌「荒城の月」で始まっている。拉致問題解説は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま行方不明に、1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1984年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によって平壌に連れていかれたことが判明している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、2016年2月に収録したお兄さん石岡章さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1979年のヒット曲、円広志の「夢想花」、周波数アナウンスは台湾送信のみが出ている。この番組は2017年2月16日、25日、3月6日、15日、24日、4月2日、6日、15日、24日、5月3日、21日、30日、6月8日、17日、26日、7月5日、14日、23日、8月1日、19日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze