2017年02月28日

2月27日ふるさとの風

きょうからまた一部新しい内容の番組である。しかし1300代の台湾送信は弱く受信状態は極めて悪い。9465kHzが何とか聞こえている。日本語の9705kHzもよくない。
拉致問題インフォメーションは、2月10日、ワシントンDC訪問中の安倍総理、首脳会談後の記者会見から拉致問題に関する部分が出ている。
「 北朝鮮に対しては、核及び弾道ミサイル計画を放棄し、更なる挑発を行わないよう強く求めます。拉致問題の解決の重要性についても大統領と完全に一致いたしました。
 そして、東シナ海、南シナ海、インド洋、いずれの場所であろうとも、航行の自由を始め法の支配に基づく国際秩序が貫徹されなければならない。日本と米国は、力の行使や威嚇による、いかなる現状変更の試みにも反対するとの強い意志を改めて確認しました。
 私と大統領は、二国間や地域の課題だけではなく、世界の平和と繁栄のための貢献についても率直な意見交換を行いました。」

続いて2月11日の日米共同声明から北朝鮮に関する部分、両首脳の発言から。「 今般の北朝鮮のミサイル発射は断じて容認できません。北朝鮮は国連決議を完全に遵守すべきです。
 先ほど、トランプ大統領との首脳会談において、米国は常に100%日本と共にあるということを明言されました。そしてその意思を示すために、今、私の隣に立っておられます。
 私とトランプ大統領は、日米同盟を更に緊密化し、そして強化していくことで完全に一致しました。
 私からは以上です。」

ニュース解説は2月16日の「日米韓外相会談」について。
拉致問題解説は原敕晁さんについて。1960年6月中旬、北朝鮮工作員辛光洙によって宮崎県青島海岸から工作船に乗せられ拉致された。当時43歳で、李三俊・在日朝鮮人大阪府商工会理事長の経営する中華料理店「宝海楼」の店員をしていた。その後辛光洙は原さんになりすまし日本に不法入国、工作活動をしていた。偽造パスポート、運転免許証、国民健康保険証まで取得し、1985年2月、原さん名義の旅券を持って韓国に入国し逮捕され、韓国当局の取り調べによって原さん拉致事件が明らかにされた。1984年田口八重子さんと結婚、1986年死亡としているが何の根拠もなく、こうした事実はない。、
今週の一曲、朝鮮語は」Charの「気絶するほど悩ましい」、2014年6月以来の登場である。1968年のヒット曲、水前寺清子「365歩のマーチ」、昨年7月には朝鮮語放送でも登場している。
朝鮮語は番組の最後に出るが、日本語放送はニュース解説の後の出ている。

1300の「しおかぜ」5935kHzは中国語の混信が激しい。ジャミングはほとんどわからない。月曜日は日本語放送で、失踪者、拉致被害者の氏名生年月日が読み上げられている。
1405の「しおかぜ」も混信が激しく受信状態は悪い。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信の9560kHzは聞こえない。
懐かしい日本の歌は「雨降り」、拉致問題開設は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2016年9月東京で開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」において収録したもの。おなじく2016年9月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。最後に2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」
1.お母さん叶うものなら お母さん一目だけでも逢いたい
  お母さんあれから随分と お母さん季節は巡り過ぎた
  生きているうちに 何時の日か日本へ帰り
  あなたの胸に飛び込んで 思い切り泣きたい
  お母さんも一度食べたい ちょぴり酸っぱいところてん

2.お母さん手紙も出さずに お母さん僕を許して下さい
  お母さん冷たい冬が来る お母さん身体を大切に
  春はまだ遠い最果ての ここは北の国
  誰がこの僕を連れ出して 早く逢いたい
  お母さんそれまで元気で 薫は必ず帰ります

周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この番組は2017年2月9日、18日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze