海外からのラジオ放送

北朝鮮の電波事情も、これで三日続けてほぼ定刻にオンエアーしている。放送のみならず、ジャミングもこれまで通り放送のない時間帯にも垂れ流しを続けている。

3月1日のスーパージャミングの出現時刻：
3912/3985kHz 0651:24-
4450kHz 0651:38-
5855/6003/6015kHz 0652:30-, 1647:07-1819:48, 1851:42-1940;23, 1953:04-1958:55, 2037:53-2302
6230/6348kHz 0651:54-, 1647:08-1819:47, 1852:39-1951:40, 1952:20-1958:50, 2029:35-0002:47
6518/6600kHz 0652:13-, 1648:42-1819:47, 1853:07-1958:52, 2030:32-2302

ジャミングの出る0650台、5855と6230kHzには妨害すべき放送は全く出ていない。5855kHzは1500－1900の4時間RFAが出ているのみ。
6230kHzは0400と1200のMND Radioが各40分弱出ているだけである。しかしながらジャミングは5855kHzと共に、17時間以上も垂れ流している。情報収集、危機管理能力なしの北朝鮮である。

海外向け放送Voice of Koreaもスケジュール通り、各波とも0700に開始している。

そのMND Radio、3月1日は6435と6550kHzの0500の放送が2分ほど早く始まっている。0458:37に音楽開始、0533:17終了。
0600の6300と5410kHzも同様、0558:02から音楽開始、0648:18終了。

スーパージャミングも終夜出るかと思ったが、すでに1400にはすべて停波している。そればかりか海外向けも全て止まっている。このため12015kHzでは「モンゴルの声」がよく聞こえている。1500からは日本語放送が出ている。
1517：30頃全てが再開、しかしまた1612に停波している。

いわゆるスーパージャミングの出ている時間をチェックした。やはり連続して出ることはなく、何回も停波を繰り返している。止まる時間がほぼ同時であることから送信所への電力が断たれたことによる停波であることは間違いない。

6230kHzは1900台はノイズが止まり、キャリアーだけの時がある。それにしても6230kHzだけ止められない何とも不可思議な送信機だ。6348kHzを2400まで妨害しなければならず、それに付き合わされている周波数だ。