2018年06月07日

6月6日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6165kHz、いつものように強力である、ジャミングは分からない、出ていないかもしれない。6日水曜日は通常通りの朝鮮語放送が出ている。八俣からの電波は極めて強く、受信状態は良好である。後半1330も朝鮮語放送である。1325:30と1355:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1405のしおかぜ」も6165kHzである。ノイズジャミングが出ているようだが、全く影響はない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この時間の開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」
そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで」放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いていてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」
アナウンス内の放送時間は変更されていない。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はともに良好である。9900kHzは若干ジャミングでノイジーなところもあるが、他はクリアーに聞こえている。
ニュース解説は5月30日から6月2日に米国を訪問した朝鮮労働党副委員長キム・ヨンチョル氏について。
今週の一曲朝鮮語はチェッカーズの「涙のリクエスト」、2017年2月に登場している。日本語は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」、2017年12月にも登場している。
故郷の声は、曽我ひとみさんからのメッセージ、2018年2月の収録である。スケジュールは各時間とも台湾送信波が一波アナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」はパラオ送信の9960と台湾送信の9560、9450kHzはいずれも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期NHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日と同じ内容である。依然として最後の周波数アナウンスはB17のままである。
1530のBBC、7355kHzは152935に開始、周波数アナウンスから始まった。9615kHzは早くからジャミングを出していが、フィリピン送信も強く概ね良好である。9900kHzもノイズじゃみぐがあるもののよく聞こえている。

1600の「ふるさとの風」は3波ともクリアーかつ強力である。1330と同じ番組が出ている。1627に懐かしいアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。9470kHzが尻切れもなく1630まで出ている。

5920kHzのVOFは6045kHzへまた動いている。
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