1300の「しおかぜ」は7400kHz、CRIのブルマ語の混信は弱い、八俣の信号もそれほど強くはないが、ジャミングも聞こえず内容の聞き取りは可能である。木曜日は英語放送、1325:22に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
1300の9950kHz、28日の台湾送信は完全にスキップ状態である。かろうじて朝鮮語の出ていることはわかる程度、受信状態は昨日とは大違い、極めて悪い。
後半1330「ふるさとの風」も時々聞き取れるのみ。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、1427頃に電波を出している。英語番組のあと日本語である。パラオの信号はこの時間も強力である、受信状態は極めて良好である。この時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが出ている。週6日間出ており、1月28日で113回目の再放送である。この番組は昨年9月19日、土曜日からこの時間に放送され続けている。
田口八重子さんのご家族メッセージ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんのご家族メッセージ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんのご家族メッセージ、娘さんの曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんのご家族メッセージ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんのご家族メッセージ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんのご家族メッセージ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんのご家族メッセージ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
有本恵子さんのご家族メッセージ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。
以上の方々からのメッセージが放送されている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは聞こえない、パラオの信号もやや弱め、9985kHzの被りがある。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は認めていないし、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。お兄さん本田勝さんからのメッセージは2015年4月26日東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での収録から。同じく飯塚耕一郎さんから、田口八重子さん家族のメッセージが放送された。今日の一曲はない、この番組は2015年10月30日、11月8日、17日、26日、12月5日、14日、2016年1月1日と同じ内容である。
1600の「しおかぜ」は5990kHz、CRIをつぶす勢いでPipジャミングが出ている。それでも八俣からの信号もそれなりに強く聞き取りは可能である。1300の7400kHz同様、英語番組が出ている。しかし次第に信号もスキップ気味、というかジャミングが優勢となりつぶされてしまった。しかし1629にジャミングは停波、5kHz下からの突き上げがきつい。