2015年11月17日

11月16日ふるさとの風

11月16日、月曜日からまた新しい番組が出ている。1300の9950kHz台湾送信は強力である。ジャミングは全く聞こえない。受信状態は良好である。今週で通算437週目の番組のはず。毎年12月10日から16日までは「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」、今年もこれに因んで日本政府は12月12日に国際シンポジウムを開催するという告知。
拉致問題インフォメーションは、11月1日に開催された「拉致問題を考える道民集会」の主催者側から加藤勝信拉致問題担当大臣の挨拶が代読で出ている。
拉致問題解説は「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」から北朝鮮人権侵害問題啓発週間についての部分。
 法は、12月10日から16日までを「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」と定めている。政府は、平成26年12月8日に、拉致問題対策本部と法務省の共催、文部科学省の後援による拉致問題啓発コンサート「『ふるさとの風』コンサート」、同月13日には、拉致問題対策本部と法務省の共催による「対北朝鮮ラジオ放送シンポジウム-北朝鮮の人権問題・拉致問題とラジオ放送の役割-」を開催したほか、関係省庁、地方公共団体等においても、同週間を中心に講演会、パネル展、ポスターの掲出、チラシ等の配布、インターネットバナー広告及び電車中吊り広告の実施、全国の地方新聞紙における広告の掲載など、同週間にふさわしい活動に取り組んだ。
今週の一曲、朝鮮語は宇多田ヒカルの「First Love」、これは2014年1月に登場している。日本語放送は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」、2011年6月以来久しぶりの登場である。

1300の「しおかぜ」は7400kHz、ジャミングもなく比較的受信状態は良い方かも。内容の聞き取りは可能である。16日月曜日は、前半、後半とも拉致被害者・失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は若干弱いが、ジャミングも聞こえない、受信状態は概ね良好である。16日月曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」だ、日本政府が制作した拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで51回目の再放送である。


1600の「ふるさとの風は9975kHz、この時間もジャミングは聞こえないが、パラオからの信号はかなり弱く幾分ノイジーな受信状態である。
懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2014年10月収録のメッセージが出ている、36年ぶりにカセットテープが発見され声を聴くことができたことなど。 同じく平野フミ子さんから2015年4月26日の「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていたころ、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2015年11月7日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5990kHz、八俣の電波はまずまず、下からの被りが強いが何とか聞き取りは可能である。周波数変更をしないのでこの悪い受信状態が続くことになる。1300の7400kHzと同じ番組で、拉致被害者・失踪者の氏名生年月日の読み上げが出ている。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい