2015年11月16日

11月15日「しおかぜ」

1300の7400kHz、ジャミングがないと思ったが、1302に弱いPipジャミングが出てきた。15日は日本語放送から、昨日1330と同じ内容である。10月27日、拉致被害者家族らは加藤勝信拉致担当大臣と面会、また11月2日大臣のメッセージ収録が内閣府大臣室にて実施され、その時のメッセージが放送されている。北朝鮮でしおかぜをお聞きのみなさんこんばんはで始まった。一日も早く拉致被害者の方々に母国の土を踏み、愛するご家族と再会してもらうためとし、改めて安倍総理の強いリーダーシップの下、認定未認定に関わらず全ての拉致被害者救出を力強く訴えている。  また、政府の取り組みとして、国連総会での北朝鮮人権侵害を非難する決議が採択された事や、11月1日に実施された日中韓首脳会談において、安倍総理が拉 致問題解決へ向け協力を求めた事などを伝え、最後にこれから厳しい冬を迎える北朝鮮でまた過ごさなければならない拉致被害者の方々を労い、改めて帰国に向 け全力で取り組むと訴えている。
1949年2月にモスクワで演説したという故金日成の肉声が一部流された。これは先週と同じもの。崔竜海が失脚の可能性が出てきたというニュースなど。11月7日に死亡した朝鮮人民軍の重鎮・李乙雪元帥の国葬の名簿に名前が見当たらないというもの。
続いて、しおかぜが放送開始して10年がたったこと。現在は2回の放送とも300kW送信で、実際のモニターでも受信状態が確実に改善されているとしている。
最後はしおかぜが放送時間と周波数変更をしているという告知が出ている。

同じく1300の9950kHz、15日は台湾からの電波はいつになく強い。ジャミングの影響殆んどはない、拉致問題インフォメーションから、10月22日から28日まで安倍総理はモンゴルをはじめ中央アジア5か国を訪問した。各国首脳との会談で拉致問題解決への協力を呼びかけた。ニュース解説は「日韓首脳会談」について。拉致問題解説は「拉致問題の解決その他北朝鮮当局による人権侵害問題への対処に関する政府の取組についての報告」から拉致問題に関する理解促進についての部分を紹介している。
ふるさとの声は市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。今週の一曲、朝鮮語は五木ひろしの「それは黄昏」、初登場の曲である。日本語放送は1972年のヒット曲、森昌子の「同級生」、これは2012年3月以来の登場である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオの信号は強力だ、ジャミングも聞こえない、受信状態は良好である。15日日曜日もこの時間の日本語放送は「ふるさとの風特別番組」だ、日本政府が制作した拉致被害者家族のビデオメッセージに収録されている中から、ご家族のメッセージが放送されている。9月19日以降週6回のペースで放送されている、きょうで50回目の再放送である。
1600の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは確認できない、パラオからの信は強力である。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の内容である。続いて2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じ、松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この番組は2015年10月1日、10日、19日、28日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は7400kHz、ここもジャミングは聞こえない。しかし5kHz下のCRIが強く、受信状態は極めて悪い。前半日本語放送、後半1630は朝鮮語放送が出ている。1300の7400kHzと同じ番組である。
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