2015年09月04日

9月3日ふるさとの風

1300代の9950kHz、朝鮮語放送はジャミング無しで始まった。しかしこれもつかの間、1307にノイズジャミングが出てきた。台湾の信号は強く受信状態は良好である。拉致問題インフォメーションは8月8日「拉致問題を考える国民の集いinみえ」が開催され政府主催者代表として山谷えり子拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。「北朝鮮による国家犯罪で家族を引き裂く残酷な人権侵害だ」と批判し、「解決に向けてかつてなく機運を高めている国連とも連携し、全ての被害者の帰国に向けて努めたい」と述べている。
続いてのニュース解説は「南北高位級緊急接触の合意」について。南北が6項目の合意をした内容。ふるさとの声は松木薫さんへ、弟さん松木信弘さんからのメッセージ、2015年2月24日の収録から。
今週の一曲は1975年のヒット曲、バンバンの「いちご白書をもう一度」、この曲は2008年9月の第61週に登場したのが最初、次は2013年11月に登場、それ以来ということになる。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは無く受信状態は極めて良好である。3日木曜日は通常通りの英語番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ノイズジャミングがかなり強い、ノイジーな受信状態である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」で始まった。拉致問題解説は曽我みよしさん当時46歳について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も国内で工作員が活動している。北朝鮮へ救出に行くこともできない。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2015年2月27日収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じで1980年のヒット曲、オフコースの「さよなら」、この曲は2011年5月や2012年3月に、2013年9月の今週の一曲などで登場している。この番組は2015年8月7日以来約一ヶ月ぶりの登場である。最後のスケジュールは日本時間でアナウンスされている。これは8月17日以降の放送に適用されている。
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