2015年07月31日

7月30日ふるさとの風

7月30日の参議院安保法案審議で拉致問題に関連した質問が行われた。法案が通っても相手国の同意がいることから自衛隊による被害者救出は困難。そこで米国に頼ることになる。午前中の審議の中で塚田一郎参議院議員からの質問とそれに対す総理の答弁には、家族らの期待も大きいが、具体的な救出策はない。
午後の審議ではとにかく廃案にせよと、明日にでも徴兵制ができ、戦争を始める法案だと息巻く議員もいる。北朝鮮が解決済みと言っているのだからそれでいいのではということだ。マスコミの世論調査に言う国民の大半が反対、拉致被害者はもういない、というのに通じるものがある。日本の国会議員でありながら、近隣国のために働いている。
それでも毎日北朝鮮に向けた放送は続けられている。解決するまで続けるということなので、未来永劫続きそうである。1300代の9950kHzは若干ジャミングもありノイジーな受信状態である。朝鮮語、日本語とも毎日同じ番組が出ている。7月28日は、1978年に拉致された田中実さんの誕生日、また8月2日は1968年2月辛光洙に拉致された原敕晁さんの誕生日。 今週の一曲朝鮮語は1971年のヒット曲南沙織の「17才」 、これは2013年11月以来の登場。日本語は1977年のヒット曲ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「サクセス」、3年ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は5985kHz、Pipジャミングが出ている。しかし八俣の電波が強く大きな影響はない。同じジャミングが今日も12006kHz(6003kHzの高調波ではない)に垂れ流しである。30日木曜日は英語放送である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzのパラオ送信、同波のFSK波が結構目立つ。なつかしい日本の歌「お馬」で番組開始。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に行方不明に、1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致がバレて急遽死亡確認書をねつ造したもの。客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は26歳で拉致された松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斉藤文代さんから2015年3月6日収録の新しい内容である。松木照代さんからはこれまでと同じ、2014年2月28日収録のメッセージ。続いて2015年2月24日収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲はこれまでと同じ、松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。この番組は2015年6月6日、15日、24日、7月3日、12日、21日と同じ内容である。
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