2024年12月27日

12月26日ふるさとの風

1300の12045kHzは開始時弱かったが、次第に持ち直し、後半の日本語放送は良く聞こえている。台湾送信の7295と9705kHzは強力である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1300の「しおかぜ」は7335kHzが混信で聞こえない。同波のCNR2につぶされている。7280kHzは上からの被りが強いがかろうじて聞こえている。26日、木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1430の「ふるさとの風」は7290kHzがCNR1と互角の勝負である、9560と7520kHzは混信もなく良好である。懐かしい日本の歌「富士の山」で始まっている。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡において増元るみ子さん当時23才と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2024年1月に電話収録したメッセージである。続いて2020年6月に同じく電話収録したメッセージ。そして2019年2月に収録したメッセージ。お姉さん市川龍子さんからも2024年1月電話収録のメッセージが出ている。最後に市川龍子さんから2020年6月に電話収録したメッセージである。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。
この番組は2024年4月18日、28日、5月8日、18日、30日、6月9日、19日、30日、7月10日、21日、8月1日、11日、21日、31日、9月12日、22日、10月2日、12日、24日、11月3日、13日、20日、12月4日と同じ内容である。

  
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2024年12月26日

12月25日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが使われているが、いずれも混信で受信状態は悪い。7335kHzはCNR2に完全につぶされている。7280kHzは上からの被りが強くがさついており、聞きづらい。水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1330の「ふるさとの風」は12045kHzが若干弱いが聞こえている。9705と7295kHzは強力である。
「ふるさとの風ニュース」は12月14日政府主催「拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~」を開催した。
 本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、拉致被害者等御家族の方々の声を直接お聞きするとともに、有識者による北朝鮮を巡る情勢等についての講演や、若い世代の取組の紹介を通じ、多くの方々に拉致問題に対する理解を深めていただき、一日も早い拉致被害者の帰国実現への後押しとすることを目的として開催した。
林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶が出ている。
「ニュース解説」は来日中の北朝鮮のアメリカ専門家の見方について。北朝鮮は全面戦争は望まないが、黄海の4島を奪還する試みをするのではないか。
「今週の一曲」は1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。1357放送終了。

1430の「ふるさとの風」は7520と9685kHzが強力である。7290kHzは同波のCNR1と互角の勝負である。水曜日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。


  
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2024年12月25日

12月24日ふるさとの風

毎週火金の二日間だけ7200kHzで朝鮮語放送が出ている。1400-1428に台湾送信で放送されている。ジャミングはかけ荒れているが弱く全く影響はない。

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが使用されているが、混信でほとんど聞こえない。特に7335kHzはCNR2に完全につぶされている。火曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045kHzが弱く音にならない。7295と9705kHzは強力である。昨日から新しい内容である。この時間は一週間同じ番組が続く。

1430の「ふるさとの風」は7520と9560kHzが強力である。7290kHzは若干CNR1の混信が確認できるが、台湾送信が優勢である。後半は混信が強くなってきた。懐かしい日本の歌は「どこかで春が」で始まった。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから家族あてに手紙が届いたのを最後に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌で生活しており、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻、八尾恵らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張は、匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2023年12月収録のメッセージが出ている。続いて、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。この番組は2024年1月31日、2月10日、20日、3月1日、12日、23日、4月16日、27日、5月7日、17日、29日、6月8日、18日、29日、7月9日、20日、30日、8月10日、20日、30日、9月11日、21日、10月1日、11日、23日、11月2日、12日、12月2日、14日と同じ内容である。

  
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2024年12月24日

12月23日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7280kHzがかろうじて聞こえている。7335kHzは混信でつぶされており聞こえない。月曜日は日本語放送から。先週金土と同じ番組である。
12月14日、政府主催「拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~」を開催した。当日参加された特定失踪者家族会幹事、山本美保さんの妹、森本美砂さんの「生の声」の訴えが出ている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2023年作文コンクール中学生部門特別賞の朗読である。あとはいつものように日本への脱出に際しての注意喚起が出ている。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は7295と9705kHzが良好である。12045kHzは弱く時々音になる程度。
「ふるさとの風ニュース」は12月14日政府主催「拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~」を開催した。
 本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、拉致被害者等御家族の方々の声を直接お聞きするとともに、有識者による北朝鮮を巡る情勢等についての講演や、若い世代の取組の紹介を通じ、多くの方々に拉致問題に対する理解を深めていただき、一日も早い拉致被害者の帰国実現への後押しとすることを目的として開催した。
林芳正 内閣官房長官兼拉致問題担当大臣による挨拶が出ている。
内閣官房長官・拉致問題担当大臣の林芳正でございます。
本日は、この「北朝鮮 人権侵害問題 啓発週間 政府主催 拉致問題に関するシンポジウム」への御来場、また、インターネット配信でも御視聴いただいている方々も大勢いらっしゃるかと思います。誠にありがとうございます。
このシンポジウムには、御家族の皆様、そして国会議員の皆様、有識者の皆様、そして第一部・第二部に御登壇された若い世代の皆様をはじめとして全国からたくさんの皆様にお出でいただいております。改めて主催者として厚く御礼申し上げます。
昨年12月、政府主催シンポジウムの直前、今日、実は私は1年目でございますが、官房長官兼拉致問題担当大臣を拝命いたしました。御家族の皆様からそれ以来、お一人お一人の切実な思い、痛切な声を直接伺ってまいりました。この後、御家族から皆様に対しましても「生の声」を発信していただくことになっております。2002年に5人の被害者が御帰国されて以来、一人の拉致被害者の帰国も実現できていないということ、痛恨の極みであり、誠に申し訳なく思っておるところでございます。
日本政府の北朝鮮に対する基本方針、これは、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化を実現すると、変わらずにこういう姿勢で来ております。とりわけその中でも拉致問題、これは、拉致被害者やその御家族の皆様が御高齢となる中で、時間的制約のある、ひとときもゆるがせにできない人道問題であるとともに、本質は国家主権の侵害であります。石破政権の最重要課題であります。
石破総理は、国会の所信表明演説等、多くの機会に、国家として、そして、自身の断固たる決意の下、拉致問題の解決に取り組んでいくと度々申されております。私自身も、その総理の下で全身全霊でこの問題の解決に向けて取り組んでまいります。この決意を今年の5月でありますが、北朝鮮向けラジオ放送「ふるさとの風」、そして「しおかぜ」におきまして、私自身のメッセージとして、拉致被害者の皆様に直接向けてお伝えさせていただきましたが、改めてこの場でお誓い申し上げたいと思います。この後、伊豆見教授には、北朝鮮の内外情勢をめぐる現状や今後の展望につき御講演をいただきます。もうかれこれ40年にわたって御指導をいただいている本当に素晴らしい専門家の先生であります。このお話もあると思いますけれども、最近の北朝鮮の核・ミサイル活動の進展、そして更にはロシアとの軍事協力を進めるという動き、顕在化しておりまして、深刻に憂慮すべきものであると考えております。拉致問題を含む北朝鮮との諸問題の解決には、国際社会との連携が不可欠でありまして、先月石破総理も米国のバイデン大統領との日米首脳会談におきまして、拉致問題を含む北朝鮮への対応について、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致したところでございます。来月、米国ではトランプ新政権が誕生するわけでございます。今後とも、拉致問題を含む北朝鮮への対応について、米国をはじめとする国際社会への働きかけ、これを引き続き推進してまいりたいと考えております。
国際社会への働きかけと同時に、我が国が主体的に行動するということが必要であります。石破総理は、相互不信の連鎖によって状況が大変複雑化している中で、もう一度日朝平壌宣言の原点に立ち戻って、22年前に思い描いた思いを、大局観を持って実現すべく、機会を逃さず金正恩委員長に対して呼び掛けていくとこういうふうに述べておるところでございます。
この拉致問題の解決のためには、世代を問わず、日本国民の皆様が心を一つにして、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現への強い意思、これを示すことが重要であると考えております。さきほど、福留豪希さん、小原逢瑠さんの作文、大変心に感じるものがありましたけれども、こうした若い世代の人たちが自分で関心を持ってもらって、そして自分で考え、調べ、さらには大人を巻き込んで行動する、このことに大変大きな意味があると私も思っております。
さきほど披露されたましたけれども、「中学生サミット」で熱い議論を交わしてこの全国の中学生達、それぞれの地元に帰って関心の輪を広げてくれると思います。私も先日、鳥取県に拉致のシンポジウムで参りましたけれども、中学生サミットに出た、そして優秀作品の作成に携わった、当時中学生の子が今度は高校生としてやはり意見表明をその場でして引き続き関心を持っているということを言っていただいた、大変印象深かったわけでございます。そして、皆様のアイデアを元に作られた動画、非常によくできておりました。昨年のものはキャッチボールをしていて会話をしながらある時ふと相手方がいなくなるというこういうCMでありました。今年も大変楽しみにしてまいりましたけれども、まさに「自分が消える」というフレーズ、これは端的に一言でこの拉致問題のことを自分事として気付かせる力がある強いメッセージだというふうに思います。そして映像の最後に出てくる、しわくちゃになった「希望」、これをしっかりと元の形に戻して、この力強い目力で見据えていただく、これが非常に心を打つものでございました。私自身も含めて、YouTube や SNS を通じて、しっかり多くの人に見ていただくように取り組んでまいりたいと思います。
このシンポジウムに先立ちまして、岡山大学で拉致問題を中学生に教えるための研修をされておられる若い皆さんとお話しをする機会をいただきました。去年に続いてでございますけれども、2002年には生まれていなかった皆様が、それからさらにさらに若い中学生の皆様にこのことをどう伝えていくかということを真剣に考えていただいている、その姿に心を打たれたわけでございます。周りの人にどうやって理解してもらえるのか、熱量をどうやって持
ってもらえるのかと、このことをしっかりと若い世代に自ら考えていただく、こうした方々に大変示唆に富む御意見も賜ったわけでございまして、こうした地道な活動も今後も続けてまいりたいと考えております。
拉致問題は皆様御理解いただいているように、決して過去の歴史上の事件ではございません。現在進行中の、この今でも被害者の皆様が自由を奪われて御帰国ができないという事態が続いている、現在進行形の問題であります。こうした御理解をより多くの国民の皆様にいただいていくということが非常に大事であるというふうに考えております。こうしたシンポジウム等を通じまして、皆様の声が更に広がって、より一層大きな声になっていくということが、この拉致問題を解決していくための大変力強い後押しになるわけでございます。皆様に一層の御支援と御協力をお願いし、そして認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い御帰国の実現に向けて、政府一丸となって、全力で取り組んでまいる、そのことをお約束いたしまして私からの御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

「ニュース解説」はアメリカ専門家の見方について。北朝鮮は全面戦争は望まないが、黄海の4島を奪還する試みをするのではないか。
「今週の一曲」は日本語放送のみに出ている。1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。1357放送終了。

1405の6070と5935kHzは若干弱いものの聞こえている。5935kHzの混信もほとんどない。この時間は開始と終了に「しおかぜ」のアナウンスがあり、番組は先週1330に放送された「ふるさとの風」である。この番組は1705の前半にも放送されている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。7290kHzもCNR1もほとんど聞こえない。この番組だけ最初の懐かしい日本の歌がカットされている。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへ、横田早紀江さんのメッセージから始まっている。2024年5月11日家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージである。続いて2024年6月5日付の産経新聞に掲載された、めぐみさんへあてた手紙が読まれている。
そして2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。続いて弟さん横田拓也さんから、2024年5月11日国民大集会でのでの収録メッセージから。同じく横田哲也さんから2024年6月7日参議院特別委員会での発言から。終了アナウンスの途中1458に停波している。この番組は2024年8月9日、19日、29日、9月9日、20日、30日、10月10日、21日、11月1日、11日、12月2日、13日と同じ内容である。


  
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2024年12月23日

12月22日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は弱いが7280と7335kHzが何とか聞こえている。激しい混信の中、日曜日は日本語放送が聞こえている。2023年10月21日に都庁前広場で、特定失踪問題調査会主催で開催された「『お帰りと言うために』拉致被害者・特定失踪者家族の集い」で収録された家族からのメッセージが出ている。
1995年に大阪府で失踪の植村留美さんの両親植村光子さんと照光さんからのメッセージ。
1998年に新潟県で失踪の中村三奈子さんの母中村クニさんからのメッセージ。
2000年に岩手県で失踪した坂川千明さんの兄坂川隆志さんからのメッセージ。
2002年に広島県で失踪の和田佑介さんの叔父林健さんからのメッセージ。
1968年東京都で失踪の早坂勝男さんの兄早坂勇治さんからのメッセージ。
続いて松江市の一般の方のメッセージが出ている。
当日集会の最後に歌われた「ふるさと」、参加者全員の合唱である。

1327からしおかぜの放送内容、連絡先などのアナウンスがあり1330終了。引き続き1330からも同じく日本語放送が出ている。
1988年に岐阜県で失踪した林雅俊さん父林俊男さんのメッセージ。
一般の方から北朝鮮への呼びかけで、広島県の方のメッセージ。
立川第七中学校生徒有志の皆さんからの呼びかけが出ている。
続いて宇佐美由美子さんの「途切れた道しるべ」である。そしてsayaさんの「Wait a While ~その日を信じて」が出ている。
この番組は2024年1月4日、8日、12日、18日、28日、2月18日、3月17日、4月14日、5月12日、6月9日、7月7日、8月4日、9月1日、29日、10月27日、11月24日に放送された番組と同じ内容である。

1300代の「にっぽんの風」と「ふるさとの風」は12045、9705、7295kHzがほぼ同じレベルで聞こえている。台湾送信もいつもの強さはない。後半は12045kHzが一番強くなってきた。ジャミングは出ていない、確認できない。
今日までの一週間同じ番組が続いた。

1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の7520kHzがベスト、7290kHzはCNR1が優勢である。9560kHzは完全にスキップ状態、弱く音にならない。この周波数が聞こえないのは初めてである。この時間9540のFEBA、9530kHzのKNLSが強力である。
懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。「拉致問題解説」は、田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに二才と一才の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年1月拉致問題を考える川口の集いで収録したメッセージ。そして長男、拉致被害者連絡協議会理事長でもある飯塚耕一郎さんからは2024年2月に大分市で開催された「拉致問題を考える国民の集い」で収録したメッセージが出ている。
この番組は2024年4月24日、5月5日、15日、26日、6月6日、16日、26日、7月6日、18日、28日、8月7日、18日、28日、9月8日、29日、10月9日、20日、31日、11月10日、30日、12月12日と同じ内容である。

  
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2024年12月22日

12月21日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は混信で聞こえない。冬至の21日は大陸からの電波が強い。7280kHzは上下5kHzの中国局が強くガザついており聞きづらい。7335kHzは同波のCNR2につぶされている。
土曜日ということで機能と同じ番組が出ていることだけはわかる。後半1330は同じく朝鮮語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は3波とも良好である。12045kHzも強力であるが、後半は若干衰退気味。7295kHzのジャミングも確認できない。「ふるさとの風ニュース」は11月23日、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催され、出席した横田早紀江さんの発言が出ている。
続いて「ふるさとの唱歌コーナー」は日本語放送のみで「思い出のアルバム」である。
今週の一曲、朝鮮語放送はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。

1405の5935と6070kHzも受信状態は悪い。かろうじて聞き取りができる程度。番組は「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の7290と9685kHz、タシケント送信の7520kHzの3波すべて強力である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」である。
「拉致問題解説」は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24才であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
「ふるさとの声」は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから2023年10月鹿児島県で開催された共同公開収録のメッセージである。続いて、お姉さん平野文子さんからのメッセージは2024年6月の電話収録から。同じく2020年6月に電話収録したメッセージである。そして2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
「今日の一曲」は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2024年7月17日、27日、8月6日、17日、28日、9月7日、17日、28日、10月8日、19日、29日、11月9日、29日、12月11日と同じ内容である。

  
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2024年12月21日

12月20日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7280と7335kHzが何とか聞こえている。当地では今日もスキップ状態。混信で受信状態は悪い。金曜日は日本語放送から、12月14日、政府主催「拉致問題に関するシンポジウム~全ての拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて~」を開催した。
 本シンポジウムは、毎年12月10日から16日の「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」の行事の一環として、拉致被害者等御家族の方々の声を直接お聞きするとともに、有識者による北朝鮮を巡る情勢等についての講演や、若い世代の取組の紹介を通じ、多くの方々に拉致問題に対する理解を深めて、一日も早い拉致被害者の帰国実現への後押しとすることを目的として開催された。
当日参加された特定失踪者家族会幹事、山本美保さんの妹、森本美砂さんの「生の声」の訴えが出ている。
救出への道コーナーは増元輝明さんから、2023年作文コンクール中学生部門特別賞の朗読である。

「日本政府からご家族の声」は横田めぐみさんへ、弟横田拓哉さんから、2021年12月開催された日本政府主催国際シンポジウムでのメッセージである。

1300代の日本政府制作番組は7295と9705kHzが良好である。7295kHzにはジャミングが確認できるが弱く全く影響はない。12045kHzは弱く時々音になるレベルである。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560、7290kHzが強い、7520kHzもクリアーに聞こえている。7290kHzには同波のCNR1が混信しているが台湾送信が概ね優勢である。懐かしい日本の歌は「肩たたき」である。
「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから日本の家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、弟さん松木信弘さんから、2023年12月の収録である。次に2020年12月、そして2019年12月収録のメッセージが出ている。お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。この番組は2024年2月5日、16日、26日、3月7日、19日、29日、4月5日、12日、22日、5月2日、13日、24日、6月3日、14日、24日、7月4日、16日、26日、8月5日、15日、26日、9月6日、16日、26日、10月7日、18日、28日、11月8日、28日、12月10日と同じ内容である。

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2024年12月20日

12月19日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は7280kHzが聞こえている。7335kHzは同波のCNR2が激しく混信している。後半は7280kHzも5kHz上からの被りが強くなりよく聞こえない。木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。1325の「日本政府からご家族の声」は横田早紀江さんからのメッセージである。

1300代の朝鮮語と日本語放送は12045kHzが弱く音にならない。9705と7295kHzは良好である。このところ7295kHzへのジャミングも確認できない。おそらくスキップして聞こえないのかもしれない。
この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも良好である。7290kHzはCNR1が混信しているが弱く影響はない。タシケント送信の7520kHzはこの時間強力である。懐かしい日本の歌は「海」である。~♪松原遠く~で始まっている。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19才)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2023年11月26日に開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」で収録したメッセージ、続いて2021年10月の川崎市民の集いで収録したメッセージ。2020年11月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。この番組は2024年2月4日、14日、25日、3月6日、16日、29日、4月4日、11日、21日、5月1日、12日、23日、6月2日、12日、23日、7月3日、13日、25日、8月4日、14日、25日、9月5日、15日、25日、10月6日、17日、27日、11月6日、17日、24日、12月7日と同じ内容である。

  
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2024年12月19日

12月18日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7335と7280kHzが聞こえている。7335kHzのCNR2がほぼスキップ状態、しかし後半は中国語が優勢になってきた。7280kHzは上側をカットして聞き取り可能である。
水曜日は前半・後半とも英語放送である。

1300の「にっぽんの風」と1330の「ふるさとの風」は3波とも聞こえている。台湾送信の7295と9705kHzが特に強力である。ジャミングは全く確認できない。この時間は毎日同じ番組が出ている。
「日本の唱歌コーナー」は日本語放送のみで思い出のアルバムが出ている。
今週の一曲、朝鮮語放送はORIGINAL LOVEの「接吻」と宇多田ヒカルの「First Love」の2曲が出ている。日本語放送は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」である。

1430の「ふるさとの風」は9560と7520、7290kHzが良好である。7290kHzはCNR1の混信が確認できるが大きな影響はない。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題開設は石岡亨さんについて。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2024年2月に寄せられたメッセージが代読されている。地球温暖化による変化、スマホ普及による善悪、社会生活の変化による高齢化が進んでいることなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている歌、南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2024年4月20日、30日、5月10日、22日、6月1日、11日、22日、7月2日、12日、24日、8月3日、13日、23日、9月4日、14日、24日、10月4日、16日、26日、11月5日、16日、23日、12月6日と同じ内容である。

  
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2024年12月18日

12月17日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は7335と7280kHzがともに弱くほとんど聞き取りできない。かろうじて朝鮮語の出ていることだけわかる程度。

1405の5935と6070kHzも弱くよく聞こえない。5935kHzは同波のチベット放送が強い。6070kHzは5kHz上のCNR1ジャミング放送につぶされている。

昨日の台湾送信は弱かったが、きょうはいつもの強さを取り戻している。1300代の9705と7295kHzは強力に入感している。一方タシケント送信の12045kHzは弱くほとんど音にならない。昨日から新しい内容である。

1430の「ふるさとの風」はタシケント送信の7520kHzも強力である。台湾送信の9560kHzはきわめて強力である。7290kHzはCNR1の混信が目立つが八俣送信が優勢である。17日はこの時間も1330と同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は11月23日、家族会、救う会、拉致議連等主催の「全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会」が開催された。当日参加された横田早紀江さんの発言が出ている。
「日本の唱歌コーナー」は思い出のアルバムが出ている。今週の一曲は1977年のヒット曲ダウンタウンブギウギバンドの「サクセス」が出ている。
  
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