恒例の番組に24時間テレビというのがある、日テレが8月24日に放送する金集め番組だ。NDXCが多度山頂でペディションを始めた同じ日、同じ年の1978年から毎年続いている。
NDXCペディションは一斉を風靡し全国から数十人が参加する一大イベントであった。当時参加した彼らは今どこで何をしているのだろう。
今や情報を得る手段はラジオからテレビへ、そしてネットへと様変わりをした。ペディションに出かけなくとも世界各地での受信が可能になった。参加者も減り、ここ数年定期的なペディは自然消滅。
テレビ映像もどんな場所からでも生中継のできる時代になっている。しかし相も変わらず募金活動を目的としたテレビ番組が今も続く。この番組に便乗してニセ募金をする輩も出るほどだ。
日テレの看板と、大手企業を巻き込み、巨額な募金を集めている。それはそれで自由意思で募金に応じているからいいわけだが、問題はその行方がよくわからないことかも。
そして以前から不思議に感じているのが、出演者に巨額な報酬が払われていることだ。募金を街頭で集めるボランティアは無報酬、有名人を出させてより多くの金を集めるのが目的だから出演料は必要なのかも。
昨年は11億円を集めた、福祉車両購入など、各方面に募金は生かされたようだ。しかしどこにいくらという具体的な金額は知らない。
出演者はすべて募金に応じ、より多くの金額を達成したら。どうしても障害者を表に出して募金活動をする偽善番組に思えてくる。
15日1300台の9950kHzはジャミングも弱く、朝鮮語、日本語放送ともに受信状態は良好である。この時間は一週間同じ番組が出ている。
1330の「しおかぜ」は5985kHz、強力なジャミングを抑えて木曜日は
失踪者家族からの肉声メッセージが放送されている。
1985年失踪の秋田美輪さんへ、お父さんの正一郎さん、お母さんの嶺子さんからのメッセージ。
1989年失踪の山下貢さんへ、お母さんのきよ子さんからのメッセージ。
1997年失踪の宮内和也さんへ、お父さんの和見さんからのメッセージ。
2002年失踪の和田佑介さんへ、お母さんのとも子さん、妹さんのとし子さん、しょう子さんからのメッセージ。
1973年失踪の益田ひろみさんへ、お母さんのシゲ子さんからのメッセージ。
1984年失踪の山本美保さんへ、妹さんの美砂さん、お母さんの文子さんからのメッセージ。
1355:35に日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1400からの放送も引き続き、
拉致および拉致の可能性のある方への、肉声によるメッセージが出ている。ジャミングは聞こえているが受信状態はそれなりに良好である。
1960年失踪の巽 敏一さんへ、お姉さんの直江さん、妹さんの昭子さんから、弟さんのかおるさんからのメッセージ。
1971年失踪の園田 一さん、敏子さんへ、娘さんレイ子さんからのメッセージ。
1977年拉致された市川修一さんへ、お兄さんの健一さん、お母さんのとみさんからのメッセージ。
1998年失踪の松井綾子さんへ、お母さんの智子さん、お父さんの昭さんからのメッセージ。
1985年失踪の今津純子さんへ、お父さんの守人さん、叔母さんのしずこさんからのメッセージ。
1981年失踪の安達俊之さんへ、お母さんさんの道子さんからのメッセージ。
以上の方々の声が放送された、1425:34に「日本政府からのメッセージ」が放送されている。この番組は、2011年5月26日、6月23日、7月21日、9月1日、29日、11月24日、12月22日、2012年1月11日、2月9日、23日、3月22日、4月12日、5月10日、6月14日、7月12日、8月9日、9月6日、10月4日、11月8日、12月6日、2013年1月17日、2月14日、28日、3月28日、4月25日、5月23日、6月20日、7月18日と同じ番組、ほぼ一ヶ月ごとの再放送である。
1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは全くないが同波のFSK波がかなり強い。
懐かしい日本の歌は「ゆりかごの歌」で始まった、拉致問題解説は曽我みよしさん(当時46歳)について。1978年8月12日夜、佐渡島からひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった事例でもある。
その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっているが何の手も打たれていない、ただ国際手配したというだけ。関係者はいまも日本国内で生活している特別永住許可者。
ふるさとの声は曽我みよしさんへ、2011年9月27日収録の曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語によるメッセージが出ている。この年、ひとみさんは52歳、みよしさんは80歳である。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・フォーク・クルセダーズの「悲しくてやりきれない」
この番組は2012年3月29日、4月16日、5月4日、13日、22日、31日、6月9日、18日、27日、8月2日、11日、20日、29日、9月7日、16日、25日、10月4日、31日、11月9日、18日、27日、12月6日(一部誤送出)、15日、24日、2013年1月2日、20日、2月7日、16日、25日、3月6日、15日、24日、4月2日、20日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月1日、19日、28日、8月6日と同じ内容である。
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