1300の「しおかぜ」は6085kHzがよく聞こえている。昨日まであれほど強く出ていたジャミングはどこへやら、全く聞こえない。ジャミングはお休みである。木曜日は英語放送である。
1405の6085kHzは10kHz下のCNR1ジャミング放送がやたら強く、被りがうるさい。
1300代の朝鮮語と日本語放送は9965と7295kHzがよく聞こえている、ジャミングは全くない。9705kHzは聞こえない。この時間は毎日同じ番組が出ている。パラオ送信の番組はすべて同局のストリーミング放送Angel 5でも聞くことができる。
今週の一曲、朝鮮語は1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)の「ひだまりの詩」、昨年9月にも登場している。今週の一曲、日本語放送はなし。
1430の「ふるさとの風」はほぼ全滅である。パラオの9960kHzがかろうじて音になっている。9560kHzは入感なし、7295kHzは5kHz下のCNR1が強すぎる。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で放送開始。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2018年9月開催の国民大集会での収録。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年9月の国民大集会での収録。同じく2018年9月、国民大集会で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。昨年9月にも登場している。最後は12人の拉致被害者氏名の読み上げで終了している。この番組は2019年2月3日、13日、23日と同じ内容である。