1300代の朝鮮語と日本語放送、今日は各波とも良好である。パラオの9965kHzが特に強力である。台湾送信の9705、7295kHzも久々によく聞こえている。今日からまた新しい内容である。最初に、北朝鮮人権侵害啓発週間の案内、ふるさとの風ニュースは11月12日、菅義偉拉致問題担当大臣は、総理大臣官邸において特定失踪者家族らと面談、冒頭でのあいさつが出ている。
「・・・朝鮮総連に対して固定資産税減免が各地で行われたが、これも総務大臣の時に見直しを決定しました。NHKに対しても短波放送で、拉致問題を政府として取り組んできました。拉致問題の解決には日米韓の国際社会の連携も重要ですが、一番大切なのは、日本政府自らが主体的に取り組んでいくことにあります。総理も次は自分自身が金正恩委員長と向き合う決意とこのように述べていなす、まさに正念場であります。認定の有無にかかわらず、全ての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、どんな小さなチャンスも逃さない、この思いで引き続き取り組んでまいります。・・・」
ニュース解説は、韓国専門家の見方について。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」が出ている。9月に登場したばかりである。日本語は、1973年のヒット曲、かぐや姫の「神田川」である。これは2年ぶりの登場である。
ふるさとの声は、10月27日、松山市で開催された「しおかぜ」「ふるさとの風」共同公開収録から、愛媛県知事のメッセージ、松山市長のメッセージが出ている。
最後に放送時間、周波数のアナウンスがあり、1357に終了。
1300の「しおかぜ」はまだ7245kHzに出ている。今月中の周波数変更は望み薄か。受信状態は悪い。混信の中失踪者の氏名生年月日、失踪した場所などが読み上げられている。
1405の6085kHzは2kHz上のFSK波がうるさい、それさえカットすればジャミングもなくよく聞こえている。昨日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。
1430の「ふるさとの風」はこの時間も3波とも聞こえている。若干レベルは落ちたもののジャミングは全くなく概ね良好である。懐かしい日本の歌は「ドレミの歌」で開始。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は拉致被害者松本京子さんへ、2018年2月に収録のお兄さん松本肇さんからのメッセージ、そして2015年8月に日本政府が制作した、同じく松本肇さんのビデオメッセージ。
京子さんが当時縫製会社に勤めていた同僚だった友人福本成子さんとウメさん二人から2007年の収録メッセージ、同級生矢倉修さんからも2007年収録で過去放送されたメッセージと同じ内容ある。これだけは10年以上同じソースが使われている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。
この番組は2018年3月22日、31日、4月9日、19日、30日、5月11日、21日、6月1日、11日、21日、7月2日、13日、23日、8月2日、14日、24日、9月3日、24日、10月5日、15日、26日、11月5日、15日と同じ内容である。