2018年11月10日

11月9日ふるさとの風

6045kHzは1100から「国民統一放送」が6日から出てきたが、早くも今日9日からジャミングが出てきた。6045kHzの送信サイトは1800も含め、これまでと同じDushanbeからと思われる。

1300代の朝鮮語と日本語放送、パラオ、台湾送信ともに強力である。7295kHzにはジャミングの出ているのが確認できる。ふるさとの風ニュースは、10月24日、第117回通常国会で安倍総理の施政方針演説から、北朝鮮に関する部分が出ている。
続いて25日からの中国訪問について。7年ぶりの訪中である。ニュース解説は10月31日のSCM米韓安全保障協議会について。誕生して半世紀がたつ。
今週の一曲、朝鮮語は小柳ゆきの「あなたのキスを数えましょう~You were mine~」が出ている。昨年12月以来の登場である。日本語放送は1972年のヒット曲、天地真理の「一人じゃないの」、これは今年7月に登場したばかりである。ここに登場するのはこれまで放送された曲以外は出ることがない。
ふるさとの声は、10月11日、拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」寒川町公演挨拶から、神奈川県知事、黒岩祐治のあいさつを神奈川県湘南地域県政総合センター所長丸山 尚子の代読で、続いて寒川町長木村俊雄しの公演挨拶が出ている。7295と9705kHzは1357に停波、9965kHzはBabCock Musicが流れている。

1300の「しおかぜ」は7245kHz、同波のCNR2が強く受信状態は悪い、朝鮮語の出ていることはわかる。ジャミングはよくわからない。
1405の「潮風」は6085kHz、八俣の電波はこの時間ローカル局並みである。パルスジャミングが出ているが、全く影響はない。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。この時間の開始アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。しおかぜでは拉致被害者救出、北朝鮮包囲網形成のため、これまでも日本政府とあらゆる形で連携を図ってきました。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りします。最後までお聞きください。」

そして終了アナウンスは、
「こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。この時間は日本政府制作による日本語番組「ふるさとの風」をお送りしました。拉致被害者の皆さんにはこれまで放置してきたことをお詫び申し上げます。必ず助け出します。それ以外の方々も自由に日本に戻れるように努力しています。もう少しの間頑張ってください。もしこの放送が受信できなくなった場合には、この近辺を探してみてください。
しおかぜは北朝鮮当局による妨害電波対策のため複数の周波数で放送しています。またほかの北朝鮮向け放送と連携していますので、そちらの時間で夜10時30分から深夜2時30分ごろまでは必ずどこかで放送しています。私たちは皆さんを必ず救出するため様々な努力をしています。番組からの情報を注意して聞いていてください。北朝鮮情勢など当局の体制に変化が起きた場合には緊急避難放送もお伝えします。
こちらはJSRしおかぜです。東京から北朝鮮におられる拉致被害者のみなさん、様々な事情で北朝鮮に渡って戻れなくなった皆さんへ、放送を通じて呼びかけを行っています。また明日この時間にお会いしましょう、お体をお大事に、こちらはJSRしおかぜです。」


1430の「ふるさとの風」は3波とも強力である。いずれもジャミングは全くない、出ていないと思われる。懐かしい日本の歌は「春の日の花と輝く」である。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日、26日、6月5日、15日、27日、7月7日、17日、28日、8月7日、18日、28日、9月8日、18日、28日、10月10日、20日、30日と同じ内容である。


1600の「ふるさとの風」は各波良好である、しかしパラオの9975kHzにはノイズジャミングが出ているようだ、この時間帯、北からの電波は衰えることなく強力である。6045kHzもジャミングは全くない、この時間は1330と同じ番組が出ている。そしていつものように1627にアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。
6045kHzは1628に停波し尻切れ、9690kHZは1630まで出ている。

1700の6155kHzも強力である。1630の「イルボネパラム」に続いて同じ周波数で放送されている。番組最後には日本語、朝鮮語の周波数アナウンスが一波のみ出ている。

1600の「しおかぜ」は6110kHz、ジャミングは出ているようだが、全く影響はない、八俣からの電波は強力で、朝鮮語放送がクリアーに聞こえている。

上の画像に書かれている文字を入力して下さい