1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングの中、日曜日の朝鮮語放送がそれなりに聞こえている。後半1330は日本語放送、昨日と同じ番組である。いずれも番組の最初と最後には緊急メッセージが出ている。
1300の「イルボネパラム」朝鮮語放送、開始当初は3波とも同じような強さであるが弱い。かろうじて聞き取りは可能である。1330の「ふるさとの風」は幾分持ち直し9705kHzは強力である。一週間続いた最後の番組である。
拉致問題インフォメーションは、9月3日北朝鮮が6回目の核実験をしたことに関し安倍総理記者会見の模様が出ている。
ニュース解説は「金正恩委員長の声明」について、9月21日北朝鮮のトップが声明を出すことは前例のないこと。北朝鮮が軍事行動を起こすことは極めて小さいとしている。
今週の一曲、朝鮮語は、高野寛の「虹の都へ」、昨年12月以来の登場である。日本語は1977年のヒット曲、沢田研二の「勝手にしやがれ」、昨年8月に朝鮮語放送でも使われた。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」から、飯塚浩一郎さんのメッセージ。
1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960kHzである。台湾送信は弱い、パラオ送信はいつものように強力である。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。
拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
故郷の声は市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんから2016年2月24日収録のメッセージ。続いてお姉さん市川龍子さんからも2016年2月24日収録のメッセージ。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。
今日の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、昨年朝鮮語放送でも登場している。曲の組み合わせが変わっただけでメッセージなどは従来と同じ内容である。この番組は2017年2月5日、14日、3月4日、13日、22日、31日、4月4日、13日、22日、5月1日、10日、19日、6月15日、24日、7月3日、12日、21日、30日、8月8日、17日、9月13日、22日と同じ内容である。
中波1431kHz、1430-1530のモンゴル送信「しおかぜ」は予定通り9月30日の放送を最後に中止された。前半日本語、後半1500は朝鮮語が出ていた。
BBCは引き続き1630-1730に中継されている。