8日水曜日1300代の台湾送信波は至って強力である。特に9465kHzは強い。1330の9705kHzは次第に落ち込み聞きづらくなってきた。
拉致問題インフォメーションは1月15日、広島市で開催の「拉致問題を考える国民のつどいin広島」における加藤拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。2002年に5家族が帰国して以来何の進展もなく年月だけが経っている。いまだ帰国できないことは痛恨の極みといつもと変わらぬ言葉が繰り返されている。
ニュース解説は「中国専門家の見方」について。今年の新年辞でICBMがいつでも発射できるとしている。しかし1月2日にはトランプ氏が北朝鮮がICBMを発射することはないだろうとつぶやいている。このことに関し中国が重大な関心を持っているという内容。
朝鮮語今週の一曲は槇原敬之の「どんなときも」、昨年6月にも登場している。日本語放送は1974年のヒット曲ずうとるびの「みかん色の恋」、2015年6月以来の登場である。
1300の「しおかぜ」は5935kHz、強力なジャミングとチベット放送の懇親で聞き取り不可能。朝鮮語の出ていることはわかる。後半1330も朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935kHz、ジャミングは止まったが中国語の混信は強い。受信状態は悪い。
1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾送信は全く聞こえない。懐かしい日本の歌「波浮の港」で始まった。この歌が登場するのは2010年11月以来のことである。
拉致問題解説は、曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯キムヨンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。日本にはスパイを取り締まる法律はない、今も日本国内で工作員が活動している。
ふるさとの声は曽我ミヨシさんへ、2016年2月収録で曽我ひとみさんの日本語と朝鮮語(日本語放送では韓国語と言っている)によるメッセージが出ている。母と離れ離れになってもう38年にもなると訴えている。続いて2016年9月17日東京で開かれた「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」で収録したひとみさんの訴えが出ている。
きょうの一曲は1977年のヒット曲石川さゆりさんの「津軽海峡冬景色」、先月朝鮮語今週の一曲で登場している。