2015年12月27日

12月26日「しおかぜ」

韓国の政府系対北朝鮮向け放送の組織が話題になっているのでちょっとまとめてみた。

国家情報院(架空の団体名で放送している
希望のこだま放送(海外同胞総連合)、人民の声放送(朝鮮労働者総同盟)、自由FM放送、自由コリア放送(コリア未来連帯

国防部
自由の声放送、

26日の「しおかぜ」は5910kHz、昨日から周波数変更されている。ジャミングはなく概ね受信状態は良好である。日本語放送で拉致被害者・失踪者の氏名生年月日が読み上げられている。

同じく1300の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は9950kHzだが、今日も全く聞こえない。9735kHzのRTI日本語放送はかろうじて聞こえている。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、ジャミングは聞こえない、パラオの信号は強く受信状態は良好である。26日もこの時間は「ふるさとの風」特別番組として、拉致被害者御家族ビデオメッセージに収録されている家族メッセージが繰り返し出ている。週6日間出ており、今回でで85回目の再放送である。
田口八重子さんのご家族メッセージ、兄の家族会代表飯塚繁雄さんからのビデオメッセージ、続いてお兄さん本間勝さんから、息子飯塚耕一郎さんから。
横田めぐみさんのご家族メッセージ、ご両親横田滋さんから、横田早岐江さんから、弟横田哲也さんと横田卓也さんのメッセージ。
曽我ミヨシさんのご家族メッセージ、娘さんの曽我ひとみさんからのメッセージ、
松本京子さんのご家族メッセージ、お兄さん松本肇さんからのメッセージ、
市川修一さんのご家族メッセージ、お兄さん市川健一さんから、お姉さん市川龍子さんから。
増元るみ子さんのご家族メッセージ、お姉さん平野フミ子さんから、弟さん増元輝明さんから。
松木薫さんのご家族メッセージ、お姉さん斉藤文代さんから、弟さん松木信宏さんから。
有本恵子さんのご家族メッセージ、ご両親有本明弘さんからと有本嘉代子さんから。

以上の方々からのメッセージが放送されている。
1600の「ふるさとの風」は9975kHz、ジャミングは聞こえない、強力に入感している。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で始まった。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年11月2日、11日、20日、29日、12月8日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は5955kHz、昨日からこの周波数に出てきた。10kHz下のCNR1が20kHzもの帯域で出ており被りがきつい。1300の5910kHzと同じ番組である。

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