2015年08月14日

8月13日ふるさとの風

8月13日、1300代の9950kHzは強力なPipジャミングが出ている、しかし台湾の電波も強く聞き取りは十分可能である。この時間は毎日同じ番組が繰り返されている。前半朝鮮語、後半1330は日本語放送。8月10日は1978年に拉致された田口八重子さんの誕生日、今年60歳になる。ニュース解説は「人民軍総政治局長の地位について」わずか3年7か月の間に人民武力部長が6人も交代している。拉致問題解説は安否不明の拉致被害者に対する北朝鮮側の主張とその問題点について。
ふるさとの声は増元るみ子さんの友人松永雅子さんからのメッセージ、2014年10月に収録、36年ぶりにカセットテープが発見され声を聴くことができたことなどを話している。 今週の一曲、朝鮮語は光GENJI の「STAR LIGHT」、これはおそらく初登場ではないか。日本語放送は1974年のヒット曲、伊藤咲子の「ひまわり娘」、約2年ぶりの登場である。

1330の「しおかぜ」は6020kHz、木曜日にもかかわらず英語ではなく、朝鮮語放送が出ている。本来は金曜日のはずだが、明日からの特番に備えての措置であろう。八俣からの電波は強くジャミングは全く影響ない、受信状態は良好である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、パラオ送信は強い、ジャミングがかなり強い。懐かしい日本の歌「ずいずいずっころばし」で番組開始。 拉致問題解説は市川修一さんについて、1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さんの市川健一さんからのメッセージは2015年3月5日収録である。23歳で拉致された修一を返せと切実なメッセージである。続いてお姉さん市川龍子さんから2014年3月12日収録のメッセージ、拉致されているのが分かっていながらなぜ助け出さないのかと訴えている。このあと中学高校生時代の友人花牟礼薫さん、小中学校同級生の高山孝一さんからのメッセージは2007年に収録されたものが出ている。今日の一曲は無し。この番組は2015年6月2日、11日、7月8日、17日、26日、8月4日と同じである。
1600の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングが出ているが八俣の電波が強くほとんど聞こえない。しかし同波のCRIスワヒリ語は結構強い。バックでよく聞こえている。1330と同じく朝鮮語放送が出ている。
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