2015年06月28日

6月27日「しおかぜ」


1330の「しおかぜ」は6020kHz、ジャミングは全くない、5kHz下のスーパージャミングがきつい。土曜日は朝鮮語放送から、先週、先々週と同じ番組が出ている。1353:02に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1400は日本語放送、去る5月27~29日に行われた第26回1万キロ現地調査北海道道南及び後志地区の調査報告が出ている。
27日は江差町椴川橋の検証、朝鮮総聯元財務副局長・韓光煕が選定した工作員との接線ポイントであった。乙部港では1957年に起きた弘昇丸事件の調査、この事件は、北朝鮮工作員須谷良介こと崔竜雲(当時32歳)が、北朝鮮でスパイ訓練を受けるために密出入国し、北朝鮮との密貿易に従事していた北朝鮮工作員 金山斗七こと金斗七(当時36歳)が漁船を利用して崔竜雲ら北朝鮮工作員の北朝鮮との密出入国を手引きしていたスパイ事件。当時関係者7人が逮捕された。金斗七は、1958(昭和33)年2月18日、函館地方裁判所において、出入国管理令違反で懲役1年の判決を受けた。崔竜雲は1958(昭和33)年12月23日、函館簡易裁判所において、出人国管理令違反で罰金3万円の判決を受け、1959(昭和34)年、『特別在留許可』を取得している。

28日は1977年11月9日失踪の建設技術者渡辺栄一さんの調査、国縫川に放置されていた車、浜一トンネル近くで収録した弟さんと叔母からのメッセージが出ている。1971年12月2日北桧山で失踪した名取志津子さん関連調査、仕事先のせたな町瀬棚区は同じく工作員との接線ポイント「蝋燭岩」の怪しい場所で起きた行方不明事件。お姉さんとお兄さんからのメッセージが出ている。
29日は1967年4月21日北海道岩内港防波堤で失踪の城崎瑛子の調査、防波堤にいくつかの持ち物が放置されていたのは、偽装工作のためではないか。1960年代後半は北海道で若い女性の失踪が相次いで起きている。1967年1月9日に帯広で失踪した 蘇武 てつ子さんへ姉妹2人からのメッセージが出ている。
1422:28に「日本政府からのメッセージ」が出ている。5月ワシントンDCでの日米首脳会談が開かれた内容である。続いて周波数アナウンス、日本時間2230-2330は5985、6020、6135kHz、同じく0100-0200は5985、6090、6165kHzのいずれかを使用するとアナウンスしているが、1600UTCは300kW送信のため今期中の変更はない。この後緊急放送ISが出て情報提供の呼び掛け、日本への連絡用電話番号などが紹介されている。

1300代の9950kHz、27日はジャミングは弱く時々聞こえる程度、受信状態は概ね良好である。拉致問題インフォメーションは6月14日に福岡市で開催された「北朝鮮人権侵害問題啓発集会」での山谷拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。ニュース解説は「日韓の国際会議」について、済州島で開かれた国交正常化50周年の国際会議について述べている。歴史問題については韓国側から何も反発はなかったとか。いまだに伊豆見教授の解説だ、もっと他にもいるだろうに。ふるさとの声は2015年2月23日収録の横田滋さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲、朝鮮語は井上陽水・奥田民生の「ありがとう」、日本語は1976年岡田奈々の「青春の坂道」、どちらも初登場の曲である。

1430の「ふるさとの風」は9960kHz、弱いPipジャミングが出ているが影響は全くない。懐かしい日本の歌「シャボン玉」で始まった。 拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日の夕方新潟市内の中学校下校時に行方不明になった。20年後拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ。横田滋さん、横田早紀江さん夫妻から2015年2月収録のメッセージが出ている。続いて2015年4月26日に開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」での横田早紀江さんの訴え。あの手この手を使い孫娘と会わせるなど、現体制下でトップとの関わりのあるめぐみさんを返すことは不可能で死亡したと洗脳、工作活動を通して拉致事件の幕引きを図ろうとしている。
それなりの関係者は「金正恩の母親は横田めぐみさんだ。」とはっきり断言しているほどだ、朝鮮問題に関係ない人達が全く同じ事を言うのだが、 この情報は世界の諜報機関の中では常識らしい。今日の一曲は無し。この番組は2015年6月9日、18日と同じ内容である。
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