2019年07月06日

7月5日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は2波とも強力である。6070kHzにはジャミングが出ていない。5935kHzのジャミングも全く影響はない。金曜日は朝鮮語放送である。
1325:25の「日本政府ご家族の声」は石岡章さんからの手紙が代読されている。1355:30は曽我ひとみさんからのメッセージ、いずれも日本語で出ている。
1405の「しおかぜ」は5980と6070kHz、両派ともジャミングはないが、八俣の電波もちょっと弱くなってきた。とくに6070kHzは上下からの混信があり聞きづらい。この時間は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は各波強力である。いずれもジャミングは確認できない。「ふるさとの風ニュース」は6月23日沖縄戦没者追悼式での挨拶が出ている。
 令和元年沖縄全戦没者追悼式が執り行われるに当たり、沖縄戦において、戦場にたおれた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
 先の大戦において、ここ沖縄は、苛烈を極めた地上戦の場となりました。20万人もの尊い命が失われ、この地の誇る美しい自然、豊かな文化は、容赦なく破壊されました。全ての戦没者の無念、御遺族の方々の言葉に表し得ない悲しみ、沖縄が負った癒えることのない深い傷を思うとき、胸塞がる気持ちを禁じ得ません。
 沖縄戦から74年。犠牲となった方々が送るはずであったそれぞれの未来に思いを致し、こうした尊い犠牲の上に、今日、私たちが享受する平和と繁栄がある。そのことを改めて深く噛み締めながら、静かに頭(こうべ)を垂れたいと思います。
 我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国家として、ひたすらに歩んでまいりました。戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この誓いは令和の時代においても決して変わることはありません。平和で、希望に満ち溢れる新たな時代を創り上げていく。そのことに不断の努力を重ねていくことを、改めて、御霊にお誓いいたします。
 沖縄の方々には、永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいております。この現状は、何としても変えていかなければなりません。政府として、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ、確実に、結果を出していく決意であります。
 昨年引き渡しがなされた西普天間住宅地区跡地は、嘉手納(かでな)以南の土地の返還計画に基づき実現した初の大規模跡地であり、基地の跡地が生まれ変わる成功例として、県民の皆様に実感していただけるよう、跡地利用の取組を加速します。
 引き続き、「できることはすべて行う」、「目に見える形で実現する」との方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
 美しい自然に恵まれ、アジアの玄関口に位置する沖縄は、今日、その優位性と潜在力を存分にいかし、大きな発展を遂げています。出生率は日本一、沖縄に魅せられて訪れた観光客は昨年度約1000万人と、6年連続で過去最高を更新しました。沖縄が日本を牽引し、21世紀の「万国津梁」として世界の架け橋となる。今、それが現実のものとなりつつあります。この流れを更に加速させるため、私が先頭に立って、沖縄の振興をしっかりと前に進めてまいります。
 結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、御遺族の方々の御平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。

「ふるさとの文化コーナー」は日本のコンビニエンスストアーについて。日本でのコンビニの発展と役割について述べている。
今週の一曲、朝鮮語は、宇多田ヒカルの「First Love」と井上陽水奥田民生の「ありがとう」の2曲、いずれも今年1月に登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」が出ている。
「ふるさとの声」は5月19日東京での国民大集会に先立って行われた昼食会における安倍総理の挨拶から。
「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、姉、市川龍子さんからのメッセージと松本京子さんへ、兄、松本哉さんからのメッセージである。いずれも2019年2月に収録したもの。1357番組終了。
6日はこのあと1430の番組も同じである。台湾送信の9450kHzがちょっと弱い、9960と9560kHzはクリアーに聞こえている。そして1457にアニメソング「あかねちゃんが追加されている。

  
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2019年07月05日

7月4日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は2波とも強力である。6070kHzへのジャミングはない。木曜日は英語放送である。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9705kHzのジャミングも出ておらずクリアーである。9455kHzも強い、しかしパラオの9965kHzが若干弱い。いずれもジャミングはなく良好である。
今週の一曲、朝鮮語は、宇多田ヒカルの「First Love」と井上陽水奥田民生の「ありがとう」の2曲、いずれも今年1月に登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960各kHz、ジャミングはいずれも確認できない、出ていない。パラオ送信が弱く聞きづらい。懐かしい日本の歌「とんぼのめがね」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は2019年2月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。そして2018年11月に「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」で収録、同じく2018年9月東京での国民大集会で収録のメッセージが出ている。続いて2018年2月収録のメッセージが出ている。そして最後に2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1980年にヒット曲、松山千春の「恋」である。この番組は2019年3月22日、4月1日、11日、22日、5月3日、13日、23日、6月4日、14日、24日と同じ内容である。

  
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2019年07月04日

7月3日「しおかぜ」

1300代の朝鮮語と日本語放送はパラオ、台湾送信ともに良好である。1330の9705kHzだけは激しいノイズジャミングでかなり聞きづらい、この時間帯の番組は一週間同じである。

1300の「しおかぜ」は2波とも強力である。5935kHzにはジャミングが出ているが、完全につぶされている。受信状態は極めて良好である。水曜日は朝鮮語放送である。
1325:30の日本政府ご家族の声は石岡亨さんへ、石岡章さんからの手紙が代読されている。1355:35は曽我ひとみさんのメッセージ、いずれも日本語で出ている。

1430の「ふるさとの風」は9960、9560、9450kHzに出ている。パラオ、台湾送信いずれも極めて強力である。3波ともジャミングは全くない。懐かしい日本の歌「江戸子守歌」で番組開始。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
ふるさとの声は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2019年1月に収録したメッセージ。続いて2018年9月国民大集会で収録のメッセージである。そしてお姉さん市川龍子さんからも2019年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は2000年のヒット曲GO!GO!7188で「こいのうた」である。最後にスケジュールなどの紹介があり番組終了。この番組は2019年3月31日、4月10日、21日、5月2日、12日、22日、6月1日、13日、23日と同じである。

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2019年07月03日

7月2日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935kHzがジャミングで聞きづらい。6070kHzはクリアーに聞こえている。八俣の電波もここだけは強い。しかし1320あたりから急降下、若干ジャミングも目立つようになってきた。火曜日は失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読まれている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、「北鮮」にいる兄弟へのメッセージ。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、父は平成13年8月に亡くなった。
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙

1324:52に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんから
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ。お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんからの手紙
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから

以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この番組は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、3月19日、4月9日、30日、5月21日、6月11日に放送されている。この番組は通常3週毎に再放送されている。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」


1300代の朝鮮語と日本語放送、ジャミングが出ている。若干パラオ送信が弱い時もあるがおおむね良好である。9705kHzだけはジャミングが出ている。昨日から新しい番組である。
「ふるさとの風ニュース」は6月23日沖縄戦没者追悼式での挨拶が出ている。「ふるさとの文化コーナー」は日本のコンビニエンスストアーについて。
今週の一曲、朝鮮語は、宇多田ヒカルの「First Love」と井上陽水奥田民生の「ありがとう」の2曲で、いずれも今年1月に登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」が出ている。
「ふるさとの声」は5月19日東京での国民大集会に先立って行われた昼食会における安倍総理の挨拶から。周波数アナウンスなどはなく1357に終了。

1430の「ふるさとの風」は各波とも良好である。パラオの9960kHzが若干弱いものの、台湾の9450、9560kHzいずれもジャミングはなくクリアーに聞こえている。懐かしい日本の歌「汽車」で番組開始。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったとも受け止められる。
ふるさとの声は有本明弘さんから、2019年1月に収録したメッセージが出ている。続いて2018年9月、国民大集会のおける収録メッセージ。同じくお母さん有本加代子さんから2019年1月収録のメッセージが出ている。お母さんは今年96才である。
今日の一曲は1984年のヒット曲チェッカーズの「星屑のステージ」、この番組は2019年3月30日、4月20日、30日、5月11日、21日、31日、6月12日、22日と同じ番組である。

  
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2019年07月02日

7月1日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は各波良好である。更新されている。この時間は今日から新しい内容に更新されている。
「ふるさとの風ニュース」は6月23日沖縄戦没者追悼式での挨拶が出ている。
 令和元年沖縄全戦没者追悼式が執り行われるに当たり、沖縄戦において、戦場にたおれた御霊、戦禍に遭われ亡くなられた御霊に向かい、謹んで哀悼の誠を捧げます。
 先の大戦において、ここ沖縄は、苛烈を極めた地上戦の場となりました。20万人もの尊い命が失われ、この地の誇る美しい自然、豊かな文化は、容赦なく破壊されました。全ての戦没者の無念、御遺族の方々の言葉に表し得ない悲しみ、沖縄が負った癒えることのない深い傷を思うとき、胸塞がる気持ちを禁じ得ません。
 沖縄戦から74年。犠牲となった方々が送るはずであったそれぞれの未来に思いを致し、こうした尊い犠牲の上に、今日、私たちが享受する平和と繁栄がある。そのことを改めて深く噛(か)み締めながら、静かに頭(こうべ)を垂れたいと思います。
 我が国は、戦後一貫して、平和を重んじる国家として、ひたすらに歩んでまいりました。戦争の惨禍を二度と繰り返さない。この誓いは令和の時代においても決して変わることはありません。平和で、希望に満ち溢(あふ)れる新たな時代を創り上げていく。そのことに不断の努力を重ねていくことを、改めて、御霊にお誓いいたします。
 沖縄の方々には、永きにわたり、米軍基地の集中による大きな負担を担っていただいております。この現状は、何としても変えていかなければなりません。政府として、基地負担の軽減に向けて、一つ一つ、確実に、結果を出していく決意であります。
 昨年引き渡しがなされた西普天間住宅地区跡地は、嘉手納(かでな)以南の土地の返還計画に基づき実現した初の大規模跡地であり、基地の跡地が生まれ変わる成功例として、県民の皆様に実感していただけるよう、跡地利用の取組を加速します。
 引き続き、「できることはすべて行う」、「目に見える形で実現する」との方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くしてまいります。
 美しい自然に恵まれ、アジアの玄関口に位置する沖縄は、今日、その優位性と潜在力を存分にいかし、大きな発展を遂げています。出生率は日本一、沖縄に魅せられて訪れた観光客は昨年度約1000万人と、6年連続で過去最高を更新しました。沖縄が日本を牽引し、21世紀の「万国津梁(しんりょう)」として世界の架け橋となる。今、それが現実のものとなりつつあります。この流れを更に加速させるため、私が先頭に立って、沖縄の振興をしっかりと前に進めてまいります。
 結びに、この地に眠る御霊の安らかならんこと、御遺族の方々の御平安を、心からお祈りし、私の挨拶といたします。

「ふるさとの文化コーナー」は日本のコンビニエンスストアーについて。
今週の一曲、朝鮮語は、宇多田ヒカルの「First Love」と井上陽水奥田民生の「ありがとう」の2曲、いずれも今年1月に登場している。日本語放送は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」が出ている。
「ふるさとの声」は5月19日東京での国民大集会に先立って行われた昼食会における安倍総理の挨拶から。
 皆さんこんにちは、・・・ 先日、訪米をいたしまして、トランプ大統領と首脳会談を行いました。その際、 第2回目の米朝首脳会談の中身につきまして、より詳細なお話を伺うことができました。大統領は一番重要な初日の最初の、いわゆるテタテの会談におきまして金正恩に対し、拉致問題に関する私の考え方を伝えていただいたわけでございます。これは言わば外交の意味におきましても、私共もそうなんですが、一対一の会談というのは、非常に微妙な話をする外交上にとっては大変貴重な時間でございますが、その時間を米国の大統領があえて割いて、そして拉致問題についてトランプ大統領より伝えたということについては、その意味について金正恩委員長にも伝わったのではないかと、こう思います。そして、その後の少人数の夕食会におきましても再び拉致問題について提起し、金正恩委員長と議論が行われたということでございました。大変その意味におきましては、米朝首脳会談における拉致問題の位置づけは重要なものとなり、意義深いものがあったとこのように考えております。
 来週にはトランプ大統領が来日されることになっておりますが、その際再び皆様方とお目にかかることになっているわけでございます。前回訪日した際、皆様方との面会において大変強い印象を受けたそうでございました。大統領としても、是非この問題について自分も力になりたいという気持ちを強く持っておられるわけでございました。だからこそ米朝首脳会談の場において、あえて2回にわたって取り上げたということではないかと、こう思うわけでございます。
 そしてその上で、拉致問題の解決に向けましては、我が国自身が主体的に取り組んでいかなければなりません。日朝間における相互不信の殻を打ち破り、新た な一歩を踏み出していく必要があります。そのためには、私自身が金正恩委員長
と直接向き合わなければならないと、こう決意をいたしております。条件を付けずに金正恩委員長と会って、そして率直にまた虚心坦懐に話をしたいと考えています。
 皆様とは様々な機会でお目にかかりましたし、またお手紙も頂きました。本当に皆様方の、一日も早くこの問題を解決してもらいたいという思いがいつも伝わってくるわけでございます。今年2月に皆様は、家族会そして救う会の運動方針そして金正恩委員長へのメッセージを作成されたわけでございますが、これらに込められた思いを胸に刻みつけながら、全力で拉致被害者の一日も早い帰国の実現に向けて、全力で取り組んでいく決意でございます。
 拉致問題は安倍内閣で解決する。拉致被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日が来るその日まで、我々の使命は終わらない。その決意で、今後とも全力で取り組んでまいります。この後またより詳細なお話もさせていただきたいと思いま
す。また、さらに皆様方の思いも伝えていただければと、このように思う次第でございますのでどうぞよろしくお願いいたします。

「日本政府からご家族の声」は市川修一さんへ、姉、市川龍子さんからのメッセージと松本京子さんへ、兄、松本哉さんからのメッセージである。いずれも2019年2月に収録したもの。1357番組終了。

1300の「しおかぜ」は2波とも強力である。6070kHzにはジャミングが出ていない、5935kHzには出ているが八俣の電波につぶされている。月曜日は失踪者の氏名生年月日などの読み上げである。
1405の5980と6070kHzもジャミングはなくローカル局並みの強さである。この時間は先週6月24日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHz、台湾送信の9450と9560kHzである。いずれもジャミングは無くクリアー、かつ強力に聞こえている。
懐かしい日本の歌は「富士の山「である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへのメッセージ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
そしてお母さん横田早紀江さんから、2019年1月収録メッセージが出ている。次いで2019年1月26日「拉致問題を考える国民の集いin大阪」で収録した横田拓哉さんと、2018年9月東京で開催された国民大集会で収録した弟さん横田哲也さんの訴えが出ている。この番組は2019年3月28日、4月19日、29日、5月10日、20日、30日、6月10日、21日と同じ内容である。


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2019年07月01日

6月30日「しおかぜ」

30日、日曜日の「しおかぜ」は3波とも強力である昨日同様かなり弱い。5935kHzはジャミングで聞きづらい、6070kHzはジャミングが出ていない。昨日と同じ番組が出ている。トランプ大統領の金正恩への親書について。6月23日、朝鮮中央通信が伝えた親書の内容が放送されている。また親書を読む写真などの内容を「北朝鮮改革放送」が伝えた模様も出ている。
習近平国家主席の北朝鮮訪問についての解説。RFAの報道から引用している。救出への道コーナーでは習近平主席のピョンヤン訪問でのマスゲームで、ひょっとしたら拉致被害者やその子供たちがいるのではないかと目を凝らしていたことなど。トランプ大統領が日本へ来た際には2回も拉致被害者家族と面会したことも触れている。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、兄の本田勝さんからのメッセージが出ている。
これは6月29日1600UTC、6165kHzでの受信である。受信状態は良好であるが、バックでジャミングの出ているのがわかる。
1405の「しおかぜ」はさらに弱くなり、ジャミングこそないが、下からの混信で受信状態は悪い。

1330の「ふるさとの風」は9705kHzにジャミングが出ているが、9965と9455kHzはクリアーである。若干信号は弱いが受信状態は概ね良好である。一週間同じ番組、日曜日はその最後である。「ふるさとの風ニュース」は6月16日、モンゴルを訪れていた河野外務大臣の会談から。ニュース解説は習近平の北朝鮮訪問について。
今週の一曲は1974年にヒット曲、三輪車の「水色の街」、一年ぶりの登場である。
「ふるさとの声」は5月19日東京で開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」から安倍総理の挨拶が出ている。

1430の「ふるさとの風」幾分持ち直し、3波とも強力である。9450、9560、9960kHzいずれもジャミングは全くない。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で放送開始。
拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2018年9月東京で開催の国民大集会での収録。続いてお兄さん本田勝さんからは2019年2月収録のメッセージ、子供を置き去りにして行方不明になった当時の模様が詳しく出ている。そしてこの2019年2月9日、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、水前寺清子の「365歩のマーチ」である。この番組は2019年3月27日、4月18日、28日、5月8日、19日、30日、6月9日、20日と同じ内容である。

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