2019年06月05日

6月4日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」は9965と9465kHzが聞こえている。もう一波台湾送信の9940kHzはなぜか「ふるさとの風」が出ている。スケジュールの変更ではなく誤送出であろう。この9940kHzは1330から9455kHzに出てくる。開始時一瞬中国語が出てふるさとの風が始まった。
昨日から内容が更新されている。ふるさとの風ニュースは5月27日安倍総理は迎賓館にて拉致被害者家族と面会、その時の冒頭あいさつが出ている。
続いて記者会見での安倍総理冒頭発言から。ふるさとの唱歌コーナーで「江戸子守歌」が出ている。
故郷の声は、5月19日東京で開催された「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ!国民大集会」で菅義偉官房長官・拉致問題担当大臣の挨拶が出ている。
 拉致問題担当大臣として国民大集会の開催にあたり、一言ご挨拶を申しあげます。
 拉致問題担当大臣に就任してからもう半年が経ちましたが、被害者ご本人、そしてご家族の皆様方が歳を重ねられる中で、未だ解決に至ってないことは、痛恨の極みです。ご家族の皆様の苦しみや悲しみに思いを致す時に、胸が締め付けられる思いであります。政府として大変申し訳なく思います。
 この集会に先立ち、安倍総理とともに、ご家族の皆様方と懇談した際に申し訳ない、必ずや拉致被害者の帰国を実現してほしいとの切なる思いを直接うかがいました。私自身、何としても拉致被害者の方々の一日も早い帰国につながるよう果敢に行動していく考えです。
 今月9日から11日にかけて、拉致問題の解決等に向けた日米両国の連携の強化を図るべく、ワシントンDC及びニューヨークを訪問してきました。ワシントンDCはペンス副大統領、ポンペオ国務長官、シャナハン国防長官代行とそれぞれ会談しました。これらの会談において拉致問題の早期解決に向けて日米両国で引き続き緊密に連携していくことを改めてしっかりと確認してきました。
 またニューヨークでは国連本部において、日本、米国、豪州、そしてEUの共催による、拉致問題に関するシンポジウムに出席してきました。シンポジウムにおいては、日本の拉致被害者を含めた当事者から生の声を国際社会に訴えていただくと共に、ご家族の痛切な思いに寄り添い、拉致問題の一刻も早い解決に向けて国際社会の理解と協力を呼び掛けてまいりした。
 政府は引き続き、米国を初めとする国際社会と緊密に連携していく考えです。それと同時に、日本が主体的に取り組むことが重要です。先ほど安倍総理より、条件を付けず金正恩委員長と直接向き合う決意が述べられています。
 政府としても、拉致問題の解決に向けいかなるチャンスも逃すことなく、全力で取り組んでまいります。その上で国民の皆様お一人お一人が、この拉致問題に対する強い思いと、一日も早い拉致被害者の方々の帰国実現への強い意志をお示しいただくことは問題解決に向けた力強い後押しになります。
 こうした観点から政府としては、拉致問題に関する啓発活動にも力を入れております。特にこれまで拉致問題について触れる機会の少なかった若い世代の皆さんへの啓発が重要であるという認識のもとに、今年度は新規施策として初等・中等教育に携わる教員をめざす大学生を対象に、授業の指導案を作成してもらい、実際に授業を行ってもらう。そうしたことを通じて様々な実践事例を積み重ねていく授業の実践をいたしています。
 また特定失踪者問題調査会とも連携をしながら、北朝鮮に向けたラジオ放送を行っていますが、今後もその充実・強化に取り組んでいきます。
 まさに正念場だと思っています。今後とも日本政府が先頭に立って、拉致問題の解決に向けた機運を醸成し、認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の皆さんの一日も早い帰国実現につなげていきたいと思っています。
 お集まりの皆さんには今後ともご支援、ご協力を賜りますよう心からお願いして、私のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。


1300の「しおかぜ」は5980と6040kHzの2波が強力に入感している。両波ともジャミングは出ているが弱くほとんど影響はない。火曜日は失踪者ご家族から寄せられた手紙の一部が読み上げられている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんから、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:47に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語放送、失踪者家族などの手紙の一部が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんから、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙
以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は5年前と同じだが、日本政府からのメッセージは昨年から更新されている。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日と同じ内容である。
1405の「しおかぜ」は5920と6165kHzジャミングはわからない、この時間は先週放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560、9960各kHz、ともに強力である。ジャミングはいずれも確認できない、出ていない。懐かしい日本の歌「とんぼのめがね」で始まった。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
ふるさとの声は2019年2月に収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。そして2018年11月に「拉致問題の早期解決を願う国民のつどいin米子」で収録、同じく2018年9月東京での国民大集会で収録のメッセージが出ている。続いて2018年2月収録のメッセージが出ている。そして最後に2015年8月日本政府制作のビデオメッセージが出ている。
今日の一曲は1980年にヒット曲、松山千春の「恋」である。この番組は2019年3月22日、4月1日、11日、22日、5月3日、13日、23日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze