2019年04月14日

4月13日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5920と6070kHzが出ている。両波ともジャミングが出ているが聞き取りは十分可能である。先週と同じ番組である。土曜日は日本語放送から、いつもの緊急メッセージはなく、2波体制で北朝鮮のジャミングに対抗するためとして、具体的な周波数アナウンスが出ている。日本時間で、
2200から2300は、5920、5935、5980、6040、6070各kHzの5波から2波を使用。
2305から2335は、5920、5980、6070、6090、6165各kHzの5波から2波を使用。
0100から0200は、5920、5935、5980、6090、6165各kHzの5波から2波を使用。(赤字は4月13日現在使用されている周波数
続いて新しい元号についての解説。帰国事業と拉致問題について。帰国運動が始まって60年がたったこと、朝鮮総連の役割などについて述べている。朝鮮総連による拉致と同じだったという解説。
救出への道コーナーは4月1日に発表された新元号「令和」についての話。そして3月16日産経新聞トップに掲載されためぐみへの手紙から、その全文が紹介されている。
「日本政府からご家族の声」は田口八重子さんへ、飯塚繁雄さんから2018年9月国民大集会での収録メッセージから。そしていつもの緊急メッセージがでている。
「この放送を船の上で聞いている皆さん、日本へ船でやってくる場合、皆さんは当然危険を冒して日本を目指されるものと思います。無事願いが叶うようお祈りしています。皆さんが無事日本で保護されるために日本の近くに来たら次のことを守ってください。まず武器麻薬などを持っていれば犯罪者として扱われます。皆さんの近辺が危険になります。北朝鮮を脱出するとき必要であったとしても、日本へ着く前にすべて海に捨ててください。皆さんから攻撃されない限り、日本の警察も海上保安庁も軍も、皆さんを攻撃することはありません。
警察官、海上保安官など上陸した場所にいる人の指示に必ず従ってください。日本では犯罪を犯さない限り皆さんは保護されます。また拉致被害者など日本に関係のある人が乗っている場合、それを伝えてください。拉致被害者についての情報をお持ちの方はそれを伝えてください。これは一度だけではなく、警察にも海上保安庁にも、あるいは近くに一般の人達がいれば、それらの方々にも繰り返し伝えてください。
拉致被害者が乗っていれば、あるいは拉致被害者に関する情報があれば日本政府は皆さんに対して、それにふさわしい待遇をします。しおかぜでは船で日本を目指す方々のためにも、逐次情報を提供します。ぜひ今後も、しおかぜをお聞きください。」

私書箱のアナウンスなどで放送終了。後半1330は朝鮮語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送、台湾送信は弱く受信状態は悪い。9965kHzのパラオ送信は強力である。後半日本語放送は9965kHzが聞こえるのみである。この時間は毎日同じ番組である。

1405の「しおかぜ」は5980と6090kHz、両派とも混信でほとんど聞き取りできない。この時間の放送へのジャミングは確認できない。

1430の「ふるさとの風」は9960kHzが極めて良好である。台湾送信はスキップ、聞こえない。懐かしい日本の歌は「翼をください」で始まった。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2004年11月に国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。関係者はいまも日本国内で通名を使い普通に生活している特別永住者の一人である。今も日本国内で多くの工作員が活動していることはよく知られている。
ふるさとの声は、曽我ひとみさんから2019年3月に収録した新しいメッセージが日本語と朝鮮語で出ている。続いて2018年9月、東京で開催された国民大集会での収録メッセージ。
今日の一曲は1979年のヒット曲、クリスタルキングの「大都会」である。この番組は2019年4月3日と同じ内容である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze