2019年02月27日

2月26日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6085kHz、強烈なパルスジャミングが出ている。八俣の電波も強く、聞き取りは可能である。火曜日は日本語放送で、失踪者家族から寄せられた手紙の一部が読まれている。
2000年失踪の浜崎真嗣さんへ、お母さんの久美子さんからの手紙、
1968年失踪の屋木しのぶさんへ、妹さんの板谷春美さんから
1969年失踪の大屋敷正行さんへ、お姉さんの山口幸子さんから
1985年失踪の伊藤 克さんへ、奥さんのしづ子さんから
1960年失踪の木村かほるさんへ、お姉さんの天内みどりさんから
1993年失踪の田中正道さんへ、妹さんの村岡育世さんから
1948年失踪の平本和丸さん、1950年失踪の平本敏昭さんへ、お姉さんの末永直子さんから、「北鮮」にいる兄弟へのメッセージ。
1985年失踪の下地才喜さんへ、お母さんの元枝さんからの手紙、
1963年失踪の森 洋子さんへ、お姉さんの林澄子さんから
1977年失踪の布施範行さんへ、お母さんのマサ子さんから
1989年失踪の松岡伸矢さんへ、お父さんの正伸さん、お母さんの圭子さんから
1986年失踪のMさんへ、奥さんのキミさんから
1974年失踪の大澤孝司さんへ、お兄さんの昭一さんからの手紙
1324:52に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも失踪者家族からの手紙が読まれている。
1977年5月失踪の仲里次弘さんへ、お姉さんの神山磯枝さんから
1965年失踪の藤田 進さんへ、お母さんのフミさんから
1987年失踪の西安義行さんへ、妹さんの西安圭子さんから
2002年失踪の稲田裕次郎さんへ、お母さんの智子さんから
1987年失踪のNさんへ、お母さんきよ子さんから
1961年失踪の岩佐寅雄さんへ、姪の竹川朋子さんから
1981年失踪の横山辰夫さんへ。お姉さんの浦本カツヨさんから
1988年失踪の種子雅也さんへ、お父さんの一郎さんとお母さんの資子(トモコ)さんから
1972年失踪の平山政子さんへ、お兄さんの勲さんから
1989年失踪の日高満男さんへ、お姉さんの田中恵美子さんから
1968年失踪の早坂勝男さんへ、お兄さんの勇治さんからの手紙
1990年失踪の清水桂子さんへ、お母さんの弘美さんから
1968年失踪の水島慎一さんへ、弟さんの嘉導さんから
以上の方からの手紙が読み上げられた。1354:38にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。日本語、朝鮮語放送を毎日各4回放送していると告知している。この放送は2018年3月7日、8月14日、9月4日、25日、10月16日、11月6日、27日、12月18日、2019年1月15日、2月5日にも放送されている。この番組は通常3週毎に再放送されている。日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

26日の6085kHzへのジャミングは1312に出現、1414:30に停波している。

1300の「イルボネパラム」は3波ともよく聞こえているが特にパラオからの9965kHzがダントツに強い。昨日のような誤送出はなく、新しい番組が出ている。7295kHzは若干ジャミングが目立つようだ。後半1330の「ふるさとの風」も、若干9965kHzが弱くなってきたが、台湾送信は良好である。
「ふるさとの風ニュース」は2月9日、「拉致問題を考える国民の集い」に出席した菅義偉内閣官房長官兼拉致問題担当大臣のあいさつから。以下その内容である。
 拉致問題担当大臣内閣官房長官の菅義偉であります。本日は大変お寒い中ではありますけれども、拉致問題解決を願う都民の集いにご参加いただきましたこと、本当にありがとうございます。開催にあたりまして一言ご挨拶をさせていただきます。冒頭この集いに開催に至るまでご尽力いただきましたご関係の皆様、これからご登壇いただく方々、さらにこの後、被害者救出を願うコンサートで演奏、歌唱いただき皆様方、ご協力に心より御礼申し上げる次第でございます。
 日頃皆様方に於かれましては、北朝鮮による拉致問題に関心をお持ちいただき、様々な形でご支援いただいておりますことに心より感謝申し上げます。特に本日は早稲田実業学校の皆さんをはじめとして、多くの学生の皆さんにもご出席いただいていると伺っております。担当大臣として大変に心強い限りです。政府としても若い世代の方々に拉致問題への関心を深めていただけるよう引き続きしっかり取り組んでまいりたいと思います。
 昨年11月には新潟で横田めぐみさんが北朝鮮により拉致をされた現場を視察してまいりました。めぐみさんはこの会場にいらっしゃいます学生の皆さんよりもさらに若い、当時13才中学校一年生の時に北朝鮮に拉致されました。そして拉致された方々、またそのご家族の方、皆さんの長年にわたる苦しみと悲しみに思いを致すとき胸が裂ける思いであります。政府として解決することができないことを大変申し訳なく思っております。
 そうした中で、昨年6月歴史的な米朝首脳会談が行われました。新たな期待ととらえ、そしてまた今週には2回目の米朝首脳会談が今月下旬にベトナムで開催される発表がありました。トランプ大統領は以前、拉致被害者のご家族と面会した際にも、ご家族の皆さんからの訴えにも熱心に耳を傾けておられました。第2回米朝首脳会談に向けて、引き続き日米、また関係諸国としっかりと連携をしながら、拉致問題解決、そして認定の有無にかかわらず皆さんの帰国を実現すべく全力で取り組んでまいります。また同時に日本政府自身の主体的な取り組みもしっかり努めてまいりたいと思ってます。総理も次は自分が金正恩委員長と向き合う決意である、再三にわたり強調されております。
 北朝鮮には豊富な資源と労働力があります。北朝鮮がそれらを効果的に活用し、正しい道を歩むのであれば、明るい未来を築くことができると思います。政府としては相互不信の殻を破り、核、ミサイルそして何よりも重要な拉致問題を解決、不幸な過去を清算して北朝鮮との国交正常化を目指す決意に変わりはありません。
 まさに正念場であると思っております。本日の集いを通じて若い世代を含む幅広い国民の皆さんの声が一層大きくなることは拉致問題の解決に向けての力強い後押しとなります。ひち続き認定の有無にかかわらず、全面解決に向けて総理を中心にあらゆるチャンスを逃がすことなく政府挙げて取り組んでまいります。今後ともご理解をいただきご支援賜りますことをお集りの皆様方にお願いをいたしまして、拉致問題担当大臣として私の御礼のご挨拶とさせていただきます。どうぞ皆様よろしくお願い申し上げます。

続いてニュース解説は2月21日のホワイトハウスの声明について。今週の一曲、朝鮮語は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」、昨年12月にも登場している、日本語は1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」である。
ふるさとの声は、2月9日東京都中野区で開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」から、小池百合子東京都知事のあいさつが出ている。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが聞こえている。この時間台湾送信はすっかり落ち込んでしまった。9560kHzは全く聞こえない、7295kHzも弱く混信で聞き取れない。
懐かしい日本の歌は「富士の山「である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、トップとの関わりをカモフラージュするなど、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。
お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年9月東京で開催の国民大集会での収録メッセージが出ている。同じく2018年9月国民大集会で収録した横田拓哉さんと弟さん横田哲也さんのの訴えが出ている。
この番組は2019年2月4日、14日と同じである。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze