2018年10月03日

10月2日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6165kHz、今日も西日本での受信状態が良好である。火曜日は拉致及び拉致の可能性のある
家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1965年失踪の坂本とし子さんへ、お姉さん亀山葉子さんからのメッセージ、
1968年失踪の斉藤裕さんへ、お姉さんの斉藤由美子さん、お兄さんの斉藤和美、ご友人の稲井英好さんからのメッセージ。
1973年失踪の古川了子さんへ、お姉さん竹下珠路さんからのメッセージ、「ふるさと」の歌も披露されている。
1974年失踪の山下春夫さんへ、お兄さん山下寛久さんからのメッセージ。
1977年拉致された横田めぐみさんへ、お母さんの早紀江からのメッセージ。
1982年失踪の藤山恭郎さんへ、お父さんの穣さん、お母さんの次女さんからのメッセージ。
1967年失踪の城崎暎子さんへ、お姉さんの百合子さんからのメッセージ。
1967年失踪の紙谷慶五郎、圭剛、礼人、速水さんへ、三女北越優子さんからのメッセージ。
1995年失踪の曽我畠隆文、お父さんの隆文さん、お母さんからのメッセージ。

1324:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。 後半1330からも拉致被害者らへの家族からの肉声による呼びかけが出ている。
1972年拉致された田口八重子さんへ、お兄さんの飯塚繁雄さん、本間勝さんからのメッセージ。
1978年拉致された増元るみ子さんへ、お姉さんの平野フミ子さん、弟さんの増元照明さんから。
1980年拉致された松木薫さんへ、お姉さんの斉藤文代さんから。
1982年失踪の堺弘美さんへ、お母さんのシズさんから。
1983年拉致された有本恵子さんへ、お母さんの嘉代子さん、お父さんの明弘さんから。
1991年失踪の森本規容子さんへ、お母さんの幸子さんからのメッセージ。

この後1354:40にも「日本政府からのメッセージ」が出ている、これは「ふるさとの風」の紹介で、毎日朝鮮語と日本語放送を各4回9000kHz帯で放送していることなどがアナウンスされている。
この番組は2018年8月21日、9月11日と同じ内容である。番組本体は4年前と同じだが、日本政府からのメッセージ内容が更新されている。
「日本政府からのメッセージです。
1970年代から1980年代にかけ、多くに日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組ふるさとの風は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラムは夜十時からそれぞれ30分の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」


1300代の朝鮮語と日本語放送はほとんど聞こえない。台湾からの電波はここへは届かないようだ。キャリアーの存在がわかるのみで音になるレベルではない。

1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが最も強い、台湾の9560kHzも若干弱いがクリアーである。9450kHzは音にならない。
懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日、28日、6月7日、18日、29日、7月9日、20日、30日、8月9日、20日、31日、9月10日、20日と同じ内容である。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2018年10月02日

10月1日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」、今日の台湾送信は弱い、それでも9465と9705kHZがなんとか聞こえている。今日から新しい番組である。
拉致問題インフォメーションは9月23日、安倍総理は都内での国民大集会に出席、冒頭あいさつで次のように述べた。
「国民大集会の開催に当たり、一言、御挨拶を申し上げます。6月12日に、歴史的な米朝首脳会談が行われました。米国の大統領と北朝鮮の国務委員長という2人の首脳が署名をして、文書を発出いたしました。1994年の米朝枠組み合意、そして2005年の6者共同声明には北朝鮮の首脳の署名がなく、ほごにされた経緯があります。他方、16年前の9月に署名された日朝平壌宣言は、当時の小泉総理と金正日国防委員長の両首脳により署名された文書であり、北朝鮮も否定はしていません。日朝の交渉を始める際、間違いなくその土台となる文書となったと我々は考えています。こうした経緯を踏まえ、私は4月の日米首脳会談の際に、トランプ大統領に対し、米朝首脳同士の合意を署名文書で残すことを提起したところでございまして、先般の米朝首脳共同声明は、首脳間の合意を署名文書の形で確認した、大変重みのあるものになったわけでございます。そうした前提の上に、トランプ大統領は相互の不信の殻を打ち破り、相互の信頼を醸成することで、共に問題を解決するという新しいアプローチを採ったということだと考えています。
 私は、この後、国連総会に出席するために米国に向けて日本を発ち、トランプ大統領と会談を行います。トランプ大統領とは、23日の夜、食事をしながら2人だけで会談を行い、また別の日に、別途、日米でもう少し人数を増やした会談を行う。つまり2回にわたって会談を行う予定でございますが、2人だけで行う会談、その際には、この問題についてしっかりと日米の考え方、認識、対応を一致させていきたいとこう思っています。
 そしてまた、今月18日から19日に開催された南北首脳会談では、平壌共同宣言及び南北軍事当局間の合意文書が発出されました。我が国としては、今回、南北首脳が合意に至った諸点が、朝鮮半島の完全な非核化につながることを期待しています。その上で、合意に至るまでの南北両首脳の努力に敬意を表したいとこう考えております。ニューヨークにおいてはやはり同じく文在寅大統領とも首脳会談を行い、この南北の首脳会談について、お話を伺いながら、日本の確固たる考え方についても申し上げておきたいと、こう考えているところでございます。
 今後一層、米韓両国との緊密な協力に加えて、中国、ロシアを始めとする国際社会と連携し、北朝鮮の核・ミサイル、そして、何よりも重要な拉致問題の解決に向け、全力で取り組んでいく決意であります。特に拉致問題については、我が国が主体的に解決していかなければなりません。米朝首脳会談では、トランプ大統領から金正恩国務委員長に対し、拉致問題に関する私の考え方を明確に伝えていただきましたが、最後は私自身が金正恩委員長と直接向き合わなければならない。そしてこれを行う以上は、拉致問題の解決に資するものにしなければなりません。核・ミサイル、そして、何よりも重要な拉致問題を解決し、そして新たな日朝関係を築いていかなければならないと考えています。
 拉致被害者御家族の皆様とは、本日もこの集会に先立ち、懇談する機会を頂き、改めて痛切な思いを伺いました。皆様と共にこの問題の解決に全力で取り組んでいかなければならない。そして、そのときを迎えているという気持ちを同じくしたところです。2002年に5名の拉致被害者の方々が帰国されました。それ以来16年もの間、1人の拉致被害者の帰国も実現しておりません。拉致問題の解決に当初から取り組んできた政治家の1人として、また、日朝首脳会談に官房副長官として同席した者として、そしてこの6年間自由民主党の総裁として、5年9ヶ月総理大臣として国政を担ってきた者として、痛恨の極みであります。
 安倍政権でこの問題を解決する。拉致問題は、安倍内閣の最重要・最優先の課題であります。拉致被害者の方々と御家族の皆様が抱き合う日が訪れるまで、私の使命は終わらない。2002年の10月15日に5名の被害者の皆様が御帰国をされ、家族と再会されました。ただそれ以外の御家族の皆様は、まだ再会することができていない。私はあのとき、全ての拉致被害者の御家族がしっかりと、お嬢さんを、お子さんを抱きしめる日がやって来るまで、私の使命は終わらないと、こう固く決意したところでございます。
 拉致問題の解決のためには、日本国民が一致団結して、全ての拉致被害者の1日も早い帰国の実現への強い意志を示すことが、極めて重要でございます。そういう意味におきましては、本日もこうして、ここにたくさんの皆様がお集まりいただき、各党から、そして全国の議員の皆様を含め、しっかりと北朝鮮に対して、世界に対して、意志を表明する極めて重要な機会を得ることができたと、こう思っております。私もまた、皆様と心を一つにしながら、過去の経験をいかして、拉致問題の解決に向けて全身全霊で取り組んでまいりますことをお約束申し上げまして、内閣総理大臣の御挨拶とさせていただきたいと思います。今後も皆さん、一緒に頑張ってまいりましょう。よろしくお願いします。」
ニュース解説は9月18日~20日、今年3回目の南北首脳会談について。
今週の一曲、朝鮮語は宇多田ヒカルの「First Love」、昨年8月にも登場している。日本語放送では1993年のヒット曲藤井フミヤの「TRUE LOVE」、これは今年3月に朝鮮語放送でも登場している。
ふるさとの声は、9月6日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」多治見市公演を開催、古川雅典多治見市長のメッセージと森岡久尚岐阜県健康福祉部長のメッセージが出ている。最後のスケジュールアナウンスがなくなった。
1430の「ふるさとの風」はパラオの9960kHzが強力である。台湾送信は弱い、月曜日はこの時間も1330と同じ番組が出てきた。そして1457に10月の懐かしいアニメソングとして「ジャングル大帝」が出てきた。


  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze

2018年10月01日

ラジオ日経 短波放送縮小

予告されていたように、ラジオ日経は10月1日から9MHzの使用をやめた。
9月30日と10月1日、6115kHzの放送開始時の受信。→

2018年10月1日からのスケジュール。(JST)
ラジオ日経第一 月~金 0655-2400、 土・日 0800-1800
3925(根室) 0655-0800、1700-2400
6055(千葉) 0655-2400

ラジオ日経第二 月~金 0800-2300、 土・日 0800-1800
3945(千葉) 1900-2300
6115(千葉) 0800-1900

なお初日10月1日は緊急対策として3925と9595kHzも放送している。

  
Posted by Hiroshi at 09:54Comments(0)日本語放送

2018年10月01日

9月30日ふるさとの風

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はいずれも台湾から電波が出ている。台風24号の暴風雨が猛威を振るっているさなか、電波も弱弱しい入感である。9465と9705kHzが何とか聞こえている。風も1340頃、静かになってきた。
9月最後の放送、今日の「ふるさとの風」は1430の放送もすべて同じ番組である。パラオ送信の9960kHzが強力である。
拉致問題インフォメーションは、9月10日、日ロ首脳会談について、9月12日ウラジオストクで安倍総理のスピーチが出ている。
ニュース解説は韓国専門家の見方について。今週の一曲は、1997年のヒット曲Le Couple (ル・クプル)「ひだまりの詩」、今年5月にも登場している。
ふるさとの声は、元拉致問題担当大臣・拉致議連会長、古屋圭司衆議院議員のメッセージが出ている。9月6日拉致問題啓発舞台劇「めぐみへの誓い―奪還―」多治見市公演を開催、そこでの挨拶から。結構聞きづらい収録音である。1430の放送は番組最後、1457に今月のアニメソング「あかねちゃん」が出ている。

1300の「しおかぜ」は6165kHz、八俣の電波弱く混信で殆ど聞き取れない。朝鮮語の出ていることはわかる。1330は日本語放送が聞こえている。昨日と同じ番組である。

  more
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze