2018年08月19日

8月18日「しおかぜ」

18日土曜日、1300台の朝鮮語と日本語放送、記録ファイルを聞いたところ、いつもの強さはなく9465、9705kHzも弱い、かろうじて聞き取りは可能である。

1430の「ふるさとの風」は各波ともかなり回復している。中でもパラオの9960kHzが最強である。懐かしい日本の歌「春の日の花と輝く」で始まった。
拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2018年3月17日、26日、4月14日、24日、5月4日、16日、26日、6月5日、15日、27日、7月7日、17日、28日、8月7日と同じ内容である。

1600の「しおかぜ」は7215kHz、この時間の放送は何時もジャミングは出ていない。受信状態は良好である。日本語放送からで、先週と同じ番組である。
金日成が金正恩を非難しているという映像が流れているという話題から。4月24日に自由北朝鮮放送が伝えたニュースである。続いて日朝の外相の接触について、シンガポールにおける李永浩外相と河野外務大臣との立話。
救出への道コーナーは、いつもとは違い、宇佐美由美子さんの「帰りたい」が出ている。12日の名古屋での公開収録でも歌われ、目の前で聞くことができた。1325:35に「日本政府からのメッセージ」が出ている。スケジュールは依然として30分早い時間をアナウンスしている。

きょう18日はアジア放送研究会フォーラムに参加するためQSY先での受信。といっても今はSDR受信がどこでもできる時代、短波放送の受信も様変わりである。

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Posted by Hiroshi at 01:32Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze