2018年08月09日

8月8日「しおかぜ」

昨日から周波数変更をしている1300の「しおかぜ」は同波のCNR6が強く聞き取り困難である。水曜日は朝鮮語放送が聞こえている。特に後半はほとんど中国語につぶされている。
1405の「しおかぜ」は7325kHzに据え置きである。しかし今日は5kHz上のCRIが強く被りがきつい。受信状態は悪い。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は9465と9705kHzがクリアーである。9900kHzはジャミングで聞きづらい。拉致問題インフォメーションは7月25日、安倍総理は初来日したしたドイツのマース外務大臣の表敬訪問をうけた。その冒頭あいさつなど。また河野外務大臣との会談の模様など。
ニュース解説は東南アジア地域連合フォーラム(ARF)について。2ヶ月たっても北朝鮮の非核化は何も進んでいない。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、八神純子の「パープルタウン」、2016年10月以来の登場である。日本語は1976年のヒット曲、岡田奈々の「青春の坂道」、これは昨年10月以来の登場である。
続いて、ふるさとの声は横田早紀江さんからのメッセージが出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560kHzが強力である。9450kHzは変調が浅い、パラオ送信の9960kHzもいつもの強さはないが十分実用レベルである。
懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」で始まった。拉致問題解説は、田口八重子さんについて、1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事故である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2017年1月15日に開催された、「拉致問題を考える国民のつどいin広島」での収録から。そしてお兄さん本田勝さんからは2018年2月に収録された新しいメッセージである。最後に2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。
今日の一曲は2014年下半期放送のNHKテレビドラマ「マッサン」の主題歌、中島みゆきで「麦の唄」が出ている。この番組は2018年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日、6月6日、17日、28日、7月8日、18日、29日と同じ内容である。最後の周波数アナウンスはB17のままである。


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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze