2018年06月25日

6月24日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6165kHz、ジャミングとCNR6の混信が若干目立つようだ、八俣の電波もいつもの強さはない。日曜日は朝鮮語放送から、後半1330は日本語放送である。先週と同じ番組である。
緊急メッセージに次いで、金正恩の母親である高英姫(コ・ヨンヒ)氏について。
6月8日の朝鮮日報から、金正恩労働党委員長は在日朝鮮人であるという話。済州島出身の高京澤(コ・ギョンテク)氏を父にもつ、在日朝鮮人2世、帰還事業で11歳の時北朝鮮に移住したとされる。小学校の途中で渡ったため卒業アルバムにも写真はない。
その後、金正日氏らの宴会で場を盛り上げる女性集団、「喜び組」に選ばれた。この喜び組がきっかけとなり、金正日に気に入られ愛人となり、3番目の妻となる。
米朝サミットを機に、にわかに注目されている在日朝鮮人ともいわれる金正恩の生い立ちである。
救出への道コーナーは増元照明さんの話。6月12日の米朝会談が歴史的というが、二人が会うのが何で歴史的なのかよくわからない、体制保障ではどうにもならない。これからも北朝鮮にさらに圧力を加え続けなければならない。アメリカの圧力に押されて金だけ出すようなことになれば何の助けにもならない。1353:33に「日本政府からのメッセージ」が出ている。6月12日の米朝サミット開催の内容である。再び緊急メッセージの後、最後のスケジュールはいまだに古いソースのままである。30分遅い時間でアナウンスされている。

24日の「ふるさとの風」は1330、1430と同じ番組である。9705、9560、9960kHzが強力に聞こえている。パラオ送信はいつもの強さがない。拉致問題インフォメーションは、6月7日ホワイトハウスでの会見から。
  「本日、トランプ大統領とは北朝鮮問題に多くの時間を費やして話し合いました。来るべき米朝首脳会談、さらにはその後の北東アジアの平和と安定に向けて私たちが何をなすべきか、そのことについて時間をかけて相当突っ込んだ率直な意見交換を行うことができました。その詳細について今申し上げることはできませんが、ただ一つ申し上げることができるのは、日米は常に共にある。シンガポールで行われる、歴史的な会談の成功を強く期待しています。
 新潟という、日本海に面した美しい港町に住む、僅か13歳の少女が北朝鮮によって拉致されました。それから41年、家族はただひたすらに、その帰りを願い、待ち続けてきました。御両親も高齢となり、残された時間が少なくなる中で、お元気なうちに、めぐみさんを、再びその手で抱き締めることができる。全ての拉致被害者が帰ってくる日が訪れることを、日本国民は、切に願っています。
 拉致問題を早期に解決するため、私は、もちろん、北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい。あらゆる手段を尽くしていく決意です。
 そして、この拉致問題の解決に対する、トランプ大統領を始めアメリカ国民の皆様の御理解と御支援に、日本国民を代表して感謝申し上げたいと思います。
 累次の安保理決議の完全な履行を求めていく。これまでの方針に、全く変更はありません。
 拉致、核、ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、北東アジアに真の平和が実現することを、我が国は、強く願っています。
 今、正に、そのための大きな一歩を踏み出そうとしている。トランプ大統領、あなたが、その新しい歴史をつくろうとしています。
 日本だけではありません。国際社会全体が、米朝首脳会談によって、北東アジアの平和と安定に向けた扉が開くことを、強く期待しています。
 北朝鮮には、豊富な資源があり、勤勉な労働力があります。北朝鮮が正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描くこともできる。我が国も、日朝平壌(ピョンヤン)宣言に基づいて、不幸な過去を清算し、国交を正常化し、経済協力を行う用意があります。できる限りの役割を果たしていく考えです。
 ドナルド。世界の平和と繁栄への強いコミットメントを高く評価します。そして、米朝首脳会談の成功に向けて、日本としていかなる支援も惜しまないことを、最後に申し上げます。」

続いて6月9日、G7シャルルボワ首脳コミュニケを発表、参加各国は北朝鮮に対し次のように要望した。
我々は、引き続き、北朝鮮に対して、全ての大量破壊兵器(WMD)、弾道ミサイル並びにそれらに関連する計画及び施設の、完全な、検証可能な、かつ不可逆的な廃棄を求める。
我々は、完全な履行を前提として、北朝鮮による、核実験及び弾道ミサイル発射のモラトリアムに関する発表、4月27日の「板門店宣言文」で示された非核化へのコミットメント、そして、5月24日の一見したところの豊渓里核実験場の閉鎖を含む、最近の進展を認めるが,完全な非核化の重要性を改めて表明する。
北朝鮮の全ての大量破壊兵器及び弾道ミサイルの廃棄は、朝鮮半島における全ての人々にとって、更なる前向きな未来と、あまりにも長く苦しんできた北朝鮮の人々にとっての繁栄のチャンスへとつながる。しかし、更なる行動が必要であり、我々は、全ての国に対し、北朝鮮に自らの方針を変えさせ、決定的かつ不可逆的な行動を取らせるため、関連国連安保理決議の完全な履行を含め、強固な圧力を維持することを要請する。
この文脈で、我々は、北朝鮮に対して、北朝鮮の人々の人権を尊重するとともに、拉致問題を即時に解決するよう改めて要請する。

ニュース解説は6月12日にシンガポールで開催された米朝首脳会談について。今週の一曲は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、今年1月に登場している。
ふるさとの声は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。1430の放送は、1457にアニメソング「魔法使いサリー」が追加されている。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze