2018年06月19日

6月18日ふるさとの風

地震のニュースで終日大騒ぎである。いつも出される地震速報だが、殆ど役立たない。AMとワイドFM放送が、一番早く聞くことができるが、地上波はそれよりも2~3秒遅い、スマホなどへの一斉メールはさらに遅れ、地震が起きてから鳴り出す。
せっかくの地震速報、どのチャンネルにも遅れない技術を開発してほしいが、望み薄。4K8Kと高画質だけに目を奪われ、最も初歩的な遅れない伝送技術はいまだに蚊帳の外。
中波放送が聞きづらくなる中パソコンなどでのラジオ受信が広まる中で、役立たない緊急地震速報はいただけない。今朝の地震速報は0758:46JSTに地上波は出ている。これはNHKのはなし、民放はこれよりも2秒以上遅く出る局が多かった。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」はいずれも強力である。9900kHzのみジャミングが出ているが今日はそれほど強くはない。今日からまた一部新しい内容である。
拉致問題インフォメーションは、6月7日ホワイトハウスでの会見から。
  「本日、トランプ大統領とは北朝鮮問題に多くの時間を費やして話し合いました。来るべき米朝首脳会談、さらにはその後の北東アジアの平和と安定に向けて私たちが何をなすべきか、そのことについて時間をかけて相当突っ込んだ率直な意見交換を行うことができました。その詳細について今申し上げることはできませんが、ただ一つ申し上げることができるのは、日米は常に共にある。シンガポールで行われる、歴史的な会談の成功を強く期待しています。
 新潟という、日本海に面した美しい港町に住む、僅か13歳の少女が北朝鮮によって拉致されました。それから41年、家族はただひたすらに、その帰りを願い、待ち続けてきました。御両親も高齢となり、残された時間が少なくなる中で、お元気なうちに、めぐみさんを、再びその手で抱き締めることができる。全ての拉致被害者が帰ってくる日が訪れることを、日本国民は、切に願っています。
 拉致問題を早期に解決するため、私は、もちろん、北朝鮮と直接向き合い、話し合いたい。あらゆる手段を尽くしていく決意です。
 そして、この拉致問題の解決に対する、トランプ大統領を始めアメリカ国民の皆様の御理解と御支援に、日本国民を代表して感謝申し上げたいと思います。
 累次の安保理決議の完全な履行を求めていく。これまでの方針に、全く変更はありません。
 拉致、核、ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、北東アジアに真の平和が実現することを、我が国は、強く願っています。
 今、正に、そのための大きな一歩を踏み出そうとしている。トランプ大統領、あなたが、その新しい歴史をつくろうとしています。
 日本だけではありません。国際社会全体が、米朝首脳会談によって、北東アジアの平和と安定に向けた扉が開くことを、強く期待しています。
 北朝鮮には、豊富な資源があり、勤勉な労働力があります。北朝鮮が正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描くこともできる。我が国も、日朝平壌(ピョンヤン)宣言に基づいて、不幸な過去を清算し、国交を正常化し、経済協力を行う用意があります。できる限りの役割を果たしていく考えです。
 ドナルド。世界の平和と繁栄への強いコミットメントを高く評価します。そして、米朝首脳会談の成功に向けて、日本としていかなる支援も惜しまないことを、最後に申し上げます。」

また6月8、9日のG7カナダサミットでの発言も紹介されている。
ニュース解説は6月12日にシンガポールで開催された米朝首脳会談について。
今週の一曲、朝鮮語は1988年のヒット曲ZIGGYの「GLORIA」、日本穂は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」、どちらも今年1月に登場している。
ふるさとの声は松本京子さんへ、松本肇さんからのメッセージが出ている。

1300の「しおかぜ」は6165kHz、通常番組で、月曜日は拉致被害者、失踪者の氏名生年月日が読み上げである。
1405の「しおかぜ」も6165kHz、極めて強力である。この時間は先週6月11日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9450、9560と9960kHzの3波ともよく聞こえている。
懐かしい日本の歌「ないしょばなし」で番組開始。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13歳である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を訂正(1993年3月死亡を1994年4月に改ざん)するなど、トップとの関わりがあることから、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
ふるさとの声は横田めぐみさんへ、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年齢を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月のメッセージ、この時はまだ元気、はっきりと聞こえる。お母さん横田早紀江さんから、新しく2018年2月収録のメッセージ。
そして2017年7月に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録した横田拓哉さんの訴えが出ている。最後に2015年11月新潟で開催された「忘れるな拉致 11.15県民集会」から弟さん横田哲也さんの声が出ている。今日の一曲は無し、この番組は2018年3月28日、4月6日、16日。26日、5月8日、18日、28日、6月7日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze