2018年04月04日

4月3日「しおかぜ」

1300代の朝鮮語と日本語放送はすべて台湾送信、いずれも弱くほぼ聞き取り不可能である。9900kHzは3kHz離れた「チベットの声」が強い、昨日から新しい内容である。拉致問題インフォメーションは3月31日ワシントンDCを訪問した河野外務大臣の談話など。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。最近の朝鮮半島の動きに関して中国は歓迎しているとの見方をしている。
今週の一曲、朝鮮語は2009年のヒット曲THE ALFEEの「星空のディスタンス」、昨年7月以来の登場である。日本語放送は1972年のヒット曲、森昌子で「同級生」である。一年ぶりの登場である。
ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん本間勝さんからのメッセージで2018年2月の収録である。このあと新しい周波数アナウンスがあり1357に終了している。

1300の「しおかぜ」は6040kHz、ジャミングの中、八俣の電波も健闘している。火曜日は日本語放送で拉致被害者、失踪者の氏名生年月日の読み上げである。1328:40に「日本政府からのメッセージ」が出ている。
後半1330からも東修治さんから、失踪年月順に氏名が読み上げられている。
この時間の中波1431kHzは前半後半とも朝鮮語放送が出ている。
1405の「しおかぜ」6070kHzもジャミングが強く聞き取り困難である。

1430の「ふるさとの風」、パラオの9960kHzが強力である。9560と7335kHzは弱い。懐かしい日本の歌「どこかで春が」で放送開始。
拉致問題解説は、松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージで、2018年2月に収録した新しい内容である。2014年に92歳でお母さんが亡くなったことなども語っている。次いで弟松木信弘さんからも2018年2月収録のメッセージ。RFAからもこれらのメッセージが流れていると語っている。最後に二番目の姉松木照代さんから、これは以前と同じ2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、松木薫さんへの思いを込めて作られた局である。
この番組は2018年3月16日、25日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze