2018年03月18日

3月17日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5935kHz、強力なパルスジャミングが出ている。土曜日はニュースとニュース解説番組の日本語放送から。先週と同じ番組が出ている。
北朝鮮の主導が色濃く見られた平昌冬季五輪の閉会式に出席する金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長率いる代表団が統一大橋を通れなかったというニュースから。軍事境界線を通過したものの橋が抗議活動で通れず、東側の一般道を大きく迂回せざるを得なかったとしている。
続いて20・30世代、韓国若者たちが北朝鮮をどのように見ているかの話題。自由北朝鮮放送からの引用である。救出への道コーナーは、増元照明さん、日本海沿岸に漂着した木造船などについての話。横浜に展示している工作船についても触れている。緊急放送メッセージに次いで、北朝鮮時間で周波数などがアナウンスされている。

1300代の「イルボネパラム」と「ふるさとの風」は3波ともよく聞こえている。昼夜の時間が同じ時期、スキップ状態はなくなり連日良好な受信ができている。7295kHzもSakha Radioは早く終了しており、その混信はない。
今週の一曲、朝鮮語は1980年のヒット曲、松山千春の「恋」が出ている。昨年8月以来の登場である。日本語放送は1973年のヒット曲、チューリップの「心の旅」、この曲も昨年8月の登場している。
ふるさとの声は、昨年11月18日新潟市で開催された「忘れるな拉致 県民集会新潟」から曽我ひとみさんのメッセージが出ている。最後にスケジュールが日本時間でアナウンスされている。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHz、いずれも強力である、ジャミングは確認できない。懐かしい日本の歌は「春の日の花と輝く」である。2011年2月以来の登場である。
春の日の花とかがやく うるわしきすがたの
いつしかにあせてうつろう 世の冬はくるとも
わが心は変わる日なく 御身をば慕いて
愛はなお緑いろ濃く わが胸に生くべし

若き日の頬は清らに わずらいの影なく
御身いまあでにうるわし されど面あせても
わが心は変わる日なく 御身をば慕いて
ひまわりの陽をば恋うごと とこしえに思わん

拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ、お姉さん平野フミ子さんからのメッセージ、2016年11月4日、長崎ブリックホール国際会議場において、政府拉致問題対策本部、長崎県、長崎県拉致問題早期解決議員連盟の共催により、「拉致問題を考える国民の集いin長崎」の国民集会での訴えから。続いて2015年8月に日本政府制作のビデオメッセージに収録されている、同じく平野フミ子さんから、そして中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴え、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、いずれも2013年2月の収録である。
今日の一曲は、これまでと同じ、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は最初の歌以外は、2017年11月2日、11日、20日、29日、12月8日、17日、26日、2018年1月31日、2月9日、18日、27日、3月8日と同じ内容である。


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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze