2018年03月08日

3月7日ふるさとの風

朝鮮半島ではお互い化かし合いの様相だ。どちらも何を決めてもいずれは反故にするお国柄、にわかに信じがたいことばかり。日本からすれば、拉致被害者を棚上げにして一体何をしようとしているのだろう。現体制維持では拉致被害者は帰ってこないからだ。
というわけで毎日受信している北朝鮮向け放送も終わることはない。このところ「しおかぜ」も「ふるさとの風」も受信状態がよい。
水曜日1300の「しおかぜ」は朝鮮語放送である。ジャミングは出ているがよく聞こえている。1405の6085kHzはノイズジャミングでちょっと苦しいようだ。聞き取りは可能である。
5920kHzのVOFはどうやら5918.8kHzまで下がり落ち着いたようだ。ジャミングは6045kHzに垂れ流しである。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzである。パラオの9960kHzは極めて強力である。懐かしい日本の歌「おはなしゆびさん」で放送開始。
拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」において収録したもの。同じく2017年7月8日に開催された「拉致問題を考える国民の集いin福岡」において収録したメッセージ。次いで弟松木信弘さんから2017年8月収録のメッセージ。最後に二番目の姉松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この番組は2017年11月1日、10日、19日、28日、12月7日、16日、25日、2018年1月30日、2月8日、17日、26日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze