2018年02月13日

RFA Tibetan

すべての放送がCNR1ジャミング用放送でつぶされているのがRFAのチベット語である。それでも今年に入ってからは一部の時間帯、日替わり周波数で放送しており、結構よく聞こえている時もある。

昨年まではどの時間帯が日替わり周波数で、放送を行っているかスケジュールにも掲載されていたが、今は一切非公開である。
公開されているRFA西蔵語の周波数は以下の通り、その中で太字で追記したのが日替わり周波数である。
0100-0200 9670 11895 11950 13795
15335 1......
15270 .2.....
15150 ..3....
15170 ...4...
15270 ....5..
15310 .....6.
15325 ......7

0200-0300 9455 9670 11895 11950 17525
0600-0700 117675 17815 21680
21620 1......
21480 .2.....
21490 ..3....
21500 ...4...
21510 ....5..
21530 .....6.
21610 ......7

1000-1100 9690 15665
17855 1......
17830 .2.....
17790 ..3....
17815 ...4...
17820 ....5..
17840 .....6.
17795 ......7

1100-1200 9315 11550 15745
1200-1300 9315 11555 12055 15375 15745
1300-1400 9315 12050 13650 15375 15745
1500-1600 7540 9315 11660 11805
2200-2300 7470 7480 9790
2300-2400 5970 7470 7540 9535


これら日替わり周波数の一部は2月12日付のHFCCにも反映されている。西蔵語も0100代の周波数だけが掲載されている。
HFCC登録数
January 29 4163
February 7 4160
February 8 4170
February 12 4234
  
Posted by Hiroshi at 19:00Comments(0)Americas

2018年02月13日

2月12日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は5935kHz、激しいジャミングの中日本語放送が聞こえている。月曜日は拉致被害者・失踪者の氏名生年月日の読み上げである。

1300の「イルボネパラム」、1330の「ふるさとの風」は7295kHzが強力である。今日からまた新しい内容の番組である。まず拉致問題インフォメーションから、1月25日、安倍総理は官邸で拉致被害者家族らと面会、その際の挨拶が出ている。
 「家族会の皆様におかれましては、日々心配だろうと、このように思います。
 拉致が発生して以来、相当の年月を経ていまだに解決できていないということは、私にとっても痛恨の極みでございます。
 その中におきまして、北朝鮮が現在、核実験を行い、そしてICBM級のミサイルを発射し、世界の脅威となっている中において、昨年、安保理において今までにないレベルの制裁決議がなされたところでございます。しかし同時に、この核問題、ミサイル問題だけに焦点が当たり、拉致問題が後ろに押しやられることがあってはならないと考えています。その中において、昨年、国連において、米国大統領であるトランプ大統領が、拉致問題について触れていただいたことは、世界が最も注目する国連総会における米国大統領の演説で大統領が拉致に言及した、米国のクレバーなコミットメントを示したと同時に、トランプ大統領が来日された際、皆様方と面会し、この問題の解決に協力して当たっていくということを明言されたことも米国のコミットを明確に示したものであると、このように思います。私も、この問題について国際社会が連携して北朝鮮に対してこの決議を実行していくことを求めると同時に、拉致問題の重要性、この問題に対する理解と支持をお願いしていこうと思っています。
 昨夜も、日本が安保理非常任理事国から外れたわけでありますが、オランダが新たに非常任理事国として入ったわけでありますが、そこでルッテ首相から、この北朝鮮問題についてどう考えるべきかという話がございまして、ここは一致結束して制裁を履行していくことが重要であるということ、そして同時に、拉致問題に対する支持と理解をお願いすることだと思います。首相からも、全面的にこの問題について日本と協力していくという表明をしていただいたところであります。国際社会と連携してしっかりとこの問題を解決していきたい。
 昨年、増元さんのお母様も亡くなられました。時間がないという皆様のお気持ちも本当にひしひしと伝わってくるわけでして、私と皆様の心を一つにしてこの問題を解決するために、全力を傾けてまいる決意でございます。」

続いてニュース解説は「中国専門家の見方」について。
朝鮮語今週の一曲は沢田研二の「コバルトの季節の中で」、先週1430の放送でも登場している。日本語放送は、山口采希の「願いの色、 灯りをともせば」である。昨年12月にも登場している。

1)
鏡を引き出しにしまったなら 見上げよう
今こそ「愛」 今こそ「希望」を
君と手を取り歌うよ
笑い合いたい 声が聞きたい 抱きしめ過ごしたい
あの頃のまま そんな温もり 想像するばかり
全てに祈り 遠く叫ぶよ お願い会わせて
ただ普通の 何気ない暮らし
どうか この手に返して
2)
散らかった部屋から 海の見える丘へ行こう
雨雲を掻き分ける光に 声を重ねて届けよう
時が過ぎて 変わる街並み 一緒に歩きたい
驚き笑う そんなしぐさを 想像するばかり
汗を拭う 寒さ凌ぐ いろんな場所から
願いの色 灯りをともせば
ほら 新しい道が さあ 両手を広げて

笑い合いたい 声が聞きたい 抱きしめ過ごしたい
あの頃のまま そんな温もり 想像するばかり
全てに祈り 遠く叫ぶよ お願い会わせて
ただ普通の 何気ない暮らし
どうか この手に返して

「明日こそは」「明日こそは」を
もう 終わらせる時を
さあ 灯りをともそう

ふるさとの声は田口八重子さんへ、お兄さん本間勝さんからのメッセージ、2016年2月18日収録である。

1405の「しおかぜ」は6085kHz、この周波数もジャミングが強い、先週2月5日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は3波とも聞こえているが、パラオの9960kHzが特に強力である。懐かしい日本の歌「月の砂漠」で番組開始。拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明に。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人はよど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。
ふるさとの声は有本恵子さんご家族からのメッセージ、お父さん有本明弘さんから、2015年8月日本政府制作のビデオメッセージに収録されているメッセージ。2017年3月に収録した有本明弘さんのメッセージ、続いてお母さん有本加代子さんから、2017年3月収録のメッセージ。2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」で収録した有本明弘さんのメッセージが出ている。
今日の一曲は2001年下半期放送のNHK連続テレビ小説「ほんまもん」のテーマ曲、千住明の「君を信じて」が出ている。この番組は2017年11月5日、14日、23日、12月20日、29日、2018年2月3日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze