2018年01月23日

1月22日ふるさとの風

1月22日、月曜日、1300代の朝鮮語と日本語放送は7295kHz、9465、9705kHzがよく聞こえている。まず拉致問題インフォメーションから、1月12~17日にバルト3国を訪問した安倍総理。ブルガリアの新聞24チャーサ紙に掲載されたインタビュー記事からその一部が紹介されている。
 「欧州は、民主主義や法の支配などの基本的価値を共有する重要な戦略的パートナーであり,我が国は北朝鮮問題を始めとする国際社会における諸課題の解決に向け,欧州,そしてブルガリアとの連携を重視しています。
 今日,我が国を取り巻く安全保障環境は、戦後、最も厳しいと言っても過言ではありません。特に、北朝鮮は、国際ルールを踏みにじって核・弾道ミサイルを開発しています。そして、弾道ミサイルの射程はブルガリアにも届き得るものであり、これまでにない重大かつ差し迫った脅威となっています。
北朝鮮は過去に、94年の米朝合意、2005年の六者共同声明の二度、核の放棄を約束しながら、結局、それを反故にし、核・ミサイル開発の時間稼ぎに使ってきました。このことを踏まえれば、北朝鮮とは対話のための対話では意味がありません。
 北朝鮮は完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で核・ミサイルを放棄するとのコミットメントと具体的な行動を示さなければなりません。
 北朝鮮に政策を変えさせるため、国際社会が一致結束して北朝鮮への圧力を最大限まで高め、北朝鮮の方から対話を求めてくる状況を作っていく必要があります。
 北朝鮮が繰り返す挑発的な言動を受け、「北朝鮮が暴発するかもしれない」という議論があることは承知しています。しかし、そう思わせることは、いわば北朝鮮の交渉戦術の一つでもあり、これを恐れることは、北朝鮮の交渉力を高める結果になります。
 我々は、北朝鮮の脅しに屈することなく、状況をしっかりと分析し、冷静に対応していく必要があります。累次にわたり国連制裁決議が成立し、EUはこれに加えて、2017年10月、北朝鮮に対する独自制裁を決定しました。
 欧州、そして、ブルガリアとも緊密に連携しながら、国際社会全体で北朝鮮への圧力を高め、北朝鮮の核・ミサイル、そして我が国にとって何よりも重要な日本人拉致問題の解決に向けて全力を尽くしていきます。国連では、累次の安保理決議を経て対北制裁を強化してきており、国連加盟国であるブルガリアにも着実な履行を期待しています。」

ニュース解説は「北朝鮮の平昌オリンピック参加決定」について。22名の選手団と、入場の際の国名を「Korea」にすることなどとしている。
ふるさとの声は、有本恵子さんへ、2017年3月お母さん有本加代子さん、お父さん有本明弘さんからのメッセージである。

1300の「しおかぜ」は5935kHz、昨日まで九州の受信では混信はほとんど影響のないレベルであった。しかしいつものロケーションでは中国語にほぼつぶされている。5935kHzについては西日本での受信が有利のようだ。22日月曜日は日本語放送で拉致被害者、失踪者の氏名読み上げが出ている。

1430の「ふるさとの風」は7295、9560、9960kHzの3波が聞こえている。パラオの9960kHzが特に強い。この時間は先週と同じ番組、2017年8月10日、project R "拉致被害者を忘れない"スペシャルチャリティ-コンサートin長野 の公演から。
ロッシーニ歌劇「泥棒鵲」序曲、
喜歌劇「グリグリ」序曲、
そして学生指揮を務めた村上さんからのメッセージ、続いてチェロ奏者で部長の山木さんのメッセージが出ている。この番組は1月8日、15日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze