2017年09月18日

9月17日「しおかぜ」

9月17日、日曜日の「しおかぜ」、昨日同様八俣からの電波は強力である。5975kHzにジャミングは出ているが全く影響はない。受信状態は極めて良好である。先週ならびに昨日と同じ番組である。
前半朝鮮語、後半1330は日本語放送が出ている。いつものように緊急メッセージから始まっている。

1300の「イルボネパラム」は9465、9900、9940kHz、今日の台湾送信は強力である。1330の「ふるさとの風」は9705、9900、9950kHz、引き続き受信状態は良い。一週間続いた同じ番組が出ている。
拉致問題インフォメーションは、8月29日首相官邸での安倍総理記者会見の模様。ニュース解説は「ロシアに接近する北朝鮮」について。ウラジオストークでの経済フォーラムに北朝鮮も参加している。
今週の一曲、朝鮮語は、たまの「さよなら人類」、意味の良くわからない歌詞だが昨年12月にも登場している。日本語放送は1963年のヒット曲、坂本九の「見上げてごらん夜の星を」、これは昨年7月にも登場している。

2002年9月に北朝鮮が日本人の拉致を認めて15年となった9月17日、「今年中に拉致被害者全員の救出を」と訴える「国民大集会」が東京都内で開かれたというニュースが、マスコミでも取り上げられている。最優先課題と毎日短波放送で言い続けているが、ただいうだけ、いまだに行動が伴っていない。このままでは北朝鮮の思うつぼ、本当に墓場まで持っていくことになってしまう。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9450、9560、そしてパラオからの9960kHzである。この時間いずれの波も強力である。懐かしい日本の歌「雨降り」で放送開始、拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、偽遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、お姉さん斉藤文代さんのメッセージ。2016年9月東京で開催された「最終決戦は続いている!制裁と国際連携で全員救出実現を!国民大集会」において収録したもの。おなじく2016年9月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。最後に2番目のお姉さん松木照代さんから、2014年2月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」、最後の周波数アナウンスは台湾送信波のみが出ている。この番組は2017年2月9日、18日、27日、3月8日、17日、26日、4月8日、17日、5月5日、14日、23日、6月1日、10日、19日、28日、7月7日、8月3日、12日、21日、30日、9月8日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze