2017年01月14日

成人の日

毎年成人の日が違うというのはいまだにピンと来ない年代である。もう半世紀以上も前に成人したものにとっては、特定な祝日が毎年違うというのは違和感がある。以下調査会ニュースから

成人の日 
【調査会NEWS2370】(29.1.10)  昨日は成人の日でした。街には晴れ着やスーツ姿の新成人が目につきました。私たちの年だと成人の日は1月15日でないとピンとこないのですが、今の新成人には当然のことになっているのでしょうか。

 警察断定の拉致被害者、高敬美・剛姉弟が拉致されたのは44年前。当時敬美さんは6歳、剛さんは3歳でした。2人もすでに49歳と46歳になっているのですが、どんな思いで成人を迎えたのでしょう。学齢前ですし、場合によっては自分たちの置かれた境遇すら知らないかもしれません。特定失踪者リストから考えても未成年で失踪した拉致被害者は多数いるはずです。彼らは晴れ着を着ることもできず、酒を飲んで騒ぐこともできず、救い出してくれない祖国を恨みながら成人の日を迎えたのでしょうか。

 ところでその高姉弟ですが、在日の工作員高大基と日本人渡辺秀子さんの間に生まれた2人は国籍が朝鮮籍で、そのため警察は拉致と断定しているものの政府は支援法の国籍条項によって拉致認定していません。警察断定をしたとき政府は親族に対して政府認定者と同様に扱う旨伝えていますが、実際には全く別の扱いをしています。対策本部のパンフレットにもほとんど載っておらず、拉致問題に関心を持っている人でも高姉弟のことをご存じの方はごく僅かでしょう。

 この問題も今後あらためて対応していかなければと思っている次第です。

  
Posted by Hiroshi at 23:19Comments(0)番外編

2017年01月14日

1月13日「しおかぜ」

1300代の台湾送信波はすべてスキップ、全く聞こえない。キャリアーの存在すらわからないほどである。1330の9705kHzがかろうじて頭を出している。

1300の「しおかぜ」は6145kHz、中国語の激しい混信の中、13日金曜日はまた特番で、詩集「私の娘を100ウォンで売ります」の前編が一時間にわたって出ている。1330:17と1357:25に「日本政府からのメッセージ」が出ている。今年に入り3回目の再放送である。

1405の「しおかぜ」は5935kHz、若干ジャミングが出ているが概ね受信状態は良好である。この時間は先週放送された日本語番組「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、パラオ送信がスキップして聞こえない。9560kHzがかろうじて聞こえている。この時間も1330と同じ番組が出ている。拉致問題インフォメーションは、プーチン大統領訪日に関し、安倍総理大臣へのインタビューが出ている。「確かにアジア太平洋地域の安全保障環境は厳しさを増している。ご質問にあったような北朝鮮の最近の行動はアジア太平洋地域の平和と安全において大きな懸念である。このアジア太平洋地域において、日本とロシアが安全保障上も協力をできるようなパートナーとなれば、間違いなく、地域はより一層安定し平和も確かなものになると思う。 このような観点から、日露間においては日本の国家安全保障局、そしてロシアの安全保障会議の間を始め、様々な対話が行われている。
 先般プーチン大統領とも話したが、より一層緊密な意思疎通を図っていきたい。例えば、北朝鮮が弾道ミサイルの発射あるいは核実験など挑発的な行動を続けているが、国連安保理において国連安保理決議第2321号の採択に際して安保理理事国としてロシアと緊密に連携をし、成果をあげることができたと思う。この国連決議第2321号を含め、累次の安保理決議を北朝鮮がしっかり履行していくよう、今後もさらに日露が協力していかなければならないと思っている。また、ロシアが建設的な役割を果たしていくことを期待している。また、日本と北朝鮮の間には拉致問題がある。拉致問題の解決は安倍政権の最重要課題であり、ロシアの協力も必要としており、そのことはプーチン大統領にも提起した。ロシアの理解と協力を期待している。」

また昨年12月20日、第71回国連総会本会議において、我が国及びEUが共同提出した北朝鮮人権状況決議が、コンセンサス採択さた外務省の報道発表が出ている。「本年の決議は、2014年2月に公表された「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」最終報告書の内容を反映させた昨年の国連総会決議を基に、北朝鮮の組織的かつ広範で深刻な人権侵害を非難し、北朝鮮に対し、拉致被害者の即時帰国等により、全ての人権侵害を終わらせるための措置を早急にとることを要求しています。また、北朝鮮による核・ミサイル開発への資源投入が人権・人道状況に与える影響への深刻な懸念についても表明しています。さらに、この決議は、国連安全保障理事会が、北朝鮮の事態の国際刑事裁判所(ICC)への付託や人権侵害に対する制裁の更なる検討等を通じ、適切な行動をとることを促しています。
 本件決議の採択は、拉致問題を始めとする、北朝鮮の人権侵害についての国際社会の強い懸念の表れです。我が国は、拉致問題の早期解決を強く期待するとともに、国際社会とも協力して、北朝鮮に対し具体的な行動をとるよう引き続き強く求めていく考えです。」
ニュース解説は」2017年の新年辞」について。ふるさとの声は北朝鮮による日本人拉致問題啓発セミナーに参加した北海道教育大学生のメッセージが出ている。これは昨年12月10日に収録したもの。
今週の一曲は1969年のヒット曲ビリー・バンバンの「白いブランコ」である、この曲は昨年2月にも登場している。

  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze