2016年09月11日

R.Rossii 7350kHz

短波放送が復活してはや一週間がたった。連日同じスケジュールで放送されている。以前に比べローカル番組に時間が若干違っているみたい

9月9日UTCは1935に早くもキャリアーON、1945から約5分間1000Hzのシングルトーンを出している。1956:30からロシア国歌で放送開始である。CRIにほぼつぶされている。

9月8日もほぼ同じパターン、ロシア国歌で始まっている。CRIとほぼ同じ強さである。その昔は放送開始一時間後にも国歌が出ていたが、今はそうでもなさそう。これは現在の5地域向けに編成されてから。モスクワ向けと、D1~D4の5系統である。今回短波放送に出てきたのはD2の放送である。ほぼ毎正時約10分間のニュースは全国ネットが大半。以降の番組はシフトして放送しているので、ローカル番組でなくても各系統は別内容になる時間が多い。

短波放送の時間は昔と同じ2000-1600を踏襲していると思いきやそうではなく放送開始一時間で短波は終了、5時間後にまた放送を始めている。これを一台の送信機で周波数を切り替えている。

Radio Rossii Primor'e
2000-2100 7350
0200-0700 7245
0700-1000 9895
1000-1500 5900
1500-1600 7350


  
Posted by Hiroshi at 20:54Comments(0)Russia/CIS

2016年09月11日

9月10日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHz、10日はジャミングも出てこない。9950kHzは若干弱いが9900kHzは極めて強力である。前半朝鮮語、後半は日本語放送である。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、八俣からの電波は弱くジャミングに埋もれてほとんど聞き取り不可能である。日本語放送の出ていることはかろうじてわかる。冒頭にはこれまで通り中波放送開始のアナウンスが出ている。これ以降の番組内容は聞き取れない。9月1日に周波数変更してから最悪の受信状態である。
1405の「しおかぜ」は73250kHz、この時間も信号は弱い。ジャミングは確認できない。この時間は毎日同じ番組が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、台湾、パラオ送信とも強力で、ジャミングも全くない。 懐かしい日本の歌「肩たたき」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日死亡したとされる。何の前触れもなく心臓マヒで死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。お姉さん平野フミ子さんから2016年3月福岡西鉄ホールで開催されたふるさとの風公開収録したメッセージ。続いて平野フミ子さんから2015年9月東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」における訴えが出ている。18年たってもたった8人しか帰国していないと深刻な訴えである。同じく2015年8月日本政府収録のビデオメッセージから。
続いて中学生時代の同級生メイソンSもと子さんの訴えは2013年2月収録、小中学校の同級生苅谷達郎さんのメッセージ、これも2013年2月の収録。
今日の一曲は、1976年のヒット曲沢田研二「コバルトの季節の中で」、1978年秋から約一年間、蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2016年4月28日、5月7日、16日、25日、6月3日、12日、21日、30日、7月27日、8月5日、14日、23日、9月1日と同じ内容である。
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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze