2016年09月10日

9月9日ふるさとの風

BBCWSの5875kHz、1200-1400の放送は今日9日から5810kHzに変更された。

1300代の9900と9950kHz、両波とも台湾送信、いつもの強さはなく若干弱い。特に9950kHzは弱く聞きづらい。日本語放送の始まった直後1335に9910kHzへジャミングが出現、9900kHzも信号が弱くその影響をもろに受けている。拉致問題インフォメーションは8月24日加藤拉致問題担当大臣定例記者会見から。
ニュース解説は「米朝トラック・ツー対話」について。8月28日付のワシントンポスト紙からの解説。拉致問題解説は2002年12月15日に帰国を果たした5人、地村保志さん、富貴惠さん、蓮池薫さん、祐木子さん、曽我ひとみさんについて。ふるさとの声は石岡亨さんへ、石岡章さんからのメッセージ、2016年2月に収録。
今週の一曲、朝鮮語は松任谷由実のHello, my friend、丁度一年ぶりの登場である。日本語は1972年のヒット曲小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」、2014年5月以来の登場である。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、ジャミングは出ているが八俣の信号が強くほとんど影響はないようだ。1330過ぎにPipジャミングも出てきたがすぐに止まってしまった。こうした現象を聞くたびにまだ電力不足は続いていると感じざるを得ない。金曜日は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は7325kHz、ジャミングは確認できない。八俣の信号は強力だが、5kHz上のCRIがうるさい。この時間は日本語放送で、先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは無い。台湾送信の9560kHzが1.2秒ほど早く聞こえているがちょっと弱い。パラオ送信は強力である。
懐かしい日本の歌「お馬」で始まっている。拉致問題解説は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので客観的なことは何も示されていない。
ふるさとの声は松木薫さんへ、2016年3月18日福岡西鉄ホールで開催された公開収録でのお姉さん斉藤文代さんのメッセージ。帰国も果たせず、両親が亡くなったことを述べている。同じく2番目のお姉さん松木照代さんから、2016年2月収録のメッセージ。最後に2016年2月収録の弟さん松木信弘さんからのメッセージ。今日の一曲は松木薫さんへの思いを綴った、ミュージックボランティアうらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」でこれまでと同じである。この番組は2016年4月18日、5月6日、15日、24日、6月2日、11日、20日、29日、7月8日、8月4日、13日、22日、31日と同じ内容である。
  
Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze