2016年09月03日

9月2日「しおかぜ」

1300代の9900と9950kHz、今日も台湾送信は強力である。1208:45に9950kHzへジャミングを出してきた。若干影響を受けているが9900kHzは今なおジャミングは無くよく聞こえている。
拉致問題インフォメーションは8月12日韓国外交部長官との電話会談を行い、その後の臨時記者会見での発言から。ニュース解説は「中国専門家の見方」について。拉致問題解説は拉致を排除できない失踪者について日本政府の取り組みについて。特定失踪者問題調査会についても解説、北朝鮮に向けて毎日、短波放送「しおかぜ」を6000kHz付近で放送していることも述べている。
ふるさとの声は市川修一さんへ、2016年2月収録のお兄さん市川健一さんからのメッセージが出ている。
今週の一曲は朝鮮語、日本語放送とも同じ、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である、過去今日の一曲で幾度も登場している。

1300の「しおかぜ」は5985kHz、昨日からこの周波数に出ている。開始時はかなり弱かったが、後半は持ち直している。金曜日は朝鮮語放送である。ジャミングは5965kHzのままである。バックでビルマ語が聞こえている。ミャンマー放送の混信である。

1430の「ふるさとの風」は9560と9960kHz、両波ともジャミングは無い。懐かしい日本の歌「汽車」で始まった。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ東京高田のベビーホテルに2歳と1歳の子供を残したまま拉致された。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは、別の拉致被害者(2002年に帰国)に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(=金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のでっち上げだとし認めていない、韓国も機体引き上げの捜査をしないなどおかしな事件である。
ふるさとの声は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから2015年3月4日収録されたもの。続いて2016年2月7日に政府拉致問題対策本部、東京都の共催により開催された、「北朝鮮拉致問題の解決を願う都民の集い」における収録から。そしてお兄さん本田勝さんからのメッセージは2016年2月に収録されたメッセージ、地元の民謡を歌っている。最後に2015年9月に東京で開催された「最終決戦のとき!不退転の決意で全員救出を!国民大集会」で収録した飯塚耕一郎さんからのメッセージが出ている。今日の一曲は1975年のヒット曲布施晃の「シクラメンの香り」である。この番組は2016年4月20日、29日、5月8日、17日、26日、6月4日、13日、22日、7月10日、19日、28日、8月6日、15日、24日と同じ内容である。

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Posted by Hiroshi at 00:00Comments(0)Shiokaze/Furusato no Kaze