2023年06月13日

6月12日ふるさととの風

1300代の朝鮮語と日本語放送は各波良好である。12日月曜日からまた新しい内容である。「ふるさとの風ニュース」は5月27日国民大集会が開催された。岸田総理の発言から。
「みなさん、こんにちは。内閣総理大臣の岸田文雄です。本日、国民大集会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今年3月、家族会・救う会の新たな運動方針を直接受け取らせていただきました。2002年以来、一人の拉致被害者の方の帰国も実現していないということは、痛恨の極みであり、政府として改めて重く受け止めております。
 北朝鮮については、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指しますが、とりわけ、拉致被害者御家族も御高齢となる中で、時間的制約のある拉致問題は、ひとときもゆるがせにできない人権問題です。
 全ての拉致被害者の一日も早い御帰国を実現すべく、全力で果断に取り組んでまいります。
 今月開催されたG7広島サミットでは、私から、拉致問題の即時解決に向けた引き続きましての御理解と、そして御協力を求め、各首脳から、改めて全面的な支持を得ました。
 また、首脳コミュニケにおいて北朝鮮に対し、拉致問題を即時に解決するよう求めることが、改めて確認されました。
 こうした国際社会への働き掛けと同時に、我が国が主体的に行動することが重要です。
 日朝間の実りある関係を樹立することは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与いたします。しかしながら、現在の状況が長引けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしても、その実現は困難なものになってしまいかねません。一瞬たりとも無駄にせず、今こそ大胆に現状を変えていかなければなりません。
 そのためには、私自身、我が国自身が主体的に動き、トップ同士の関係を構築していくことが極めて重要であると考えております。
 私自身、条件を付けずにいつでも金正恩委員長と直接向き合う決意であると申し上げているゆえんでありますし、全力で行動してまいります。
 日朝間の懸案を解決し、両者が共に新しい時代を切り開いていくという観点からの私の決意を、あらゆる機会を逃さず金正恩委員長に伝え続けるとともに、首脳会談を早期に実現すべく、私直轄のハイレベルで協議を行っていきたいと考えております。
 私は、大局観に基づき、あらゆる障害を乗り越え、地域や国際社会の平和と安定、日朝双方のため、自ら決断してまいります。
 本日、この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い思いが示されることは、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。その声こそが、国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことに繋(つな)がっていくと信じております。
 こうした多くの皆様方の力強い後押しに心から感謝を申し上げ、皆様と心を一つに、総理大臣として自らが先頭に立ち、政府を挙げて、全力で取り組んでまいります。このことを、本日の国民大集会に当たって、今一度お誓い申し上げ、私の御挨拶とさせていただきます。」

続いて、松野博一拉致問題担当大臣の発言から。
 今年3月に、家族会及び救う会の皆様と総理が面会された際、私も同席させていただきました。ご家族から長年に渡る苦しみや悲しみを改めて直接お伺いする
と共に、運動方針に込められた切実な思いをしっかりと受け止めさせて頂きました。
 拉致問題の解決は、もはや一国の猶予もないという切迫感をひしひしと感じております。
 今年初めには4年振りに、家族会・救う会・拉致議連による米国訪問が実現し、米国連邦議会議員、政府高官、有識者等々と面会して、ご家族の切実な思いを聞
いて頂くと共に、拉致被害者の早期帰国の実現に向けたより一層の連携、協力を働き掛けて頂けたと伺っています。
 拉致問題を解決する上で、米国との連携は極めて重要であります。政府としても、今回の訪米の成果を拉致問題の解決のためにしっかりと活かしてまいります。
 拉致問題の解決には国際社会との連携が重要です。先般のG7広島サミットでは、首脳コミュニケにおいて、北朝鮮に対し拉致問題を即時に解決するよう求めるこ
とが改めて確認されました。
 来月29日には、日本、米国、韓国、豪州政府及びEUの共催で、グローバルな課題としての拉致問題の解決に向けた国際連携をテーマに、オンライン国連シンポ
ジウムを開催いたします。同シンポジウムの模様は国連WEBテレビ及びユーチューブ政府拉致問題対策本部公式動画チャンネルで配信しますので、是非ご視聴をい
ただければ幸いです。
 またこの夏には、これまで拉致問題に触れる機会の少なかった若い世代への啓発活動として、「拉致問題について学び拉致問題を周囲の人に自分事として考え
てもらうためにはどうしたらよいか」について議論を行う、中学生サミットの実施を予定しています。
 日朝間に存在する不信感を打ち破り、双方にとり明るい未来を描くためには、先ほど総理も述べられた通り、わが国が主体的に動き、トップ同士で関係を構築
していくことが極めて重要であります。総理直轄のハイレベルで協議を行い、早期の首脳会談実現に向けた環境が整備されるよう、総理の指示の下政府一丸となっ
て努力してまいります。すべての拉致被害者の一日も早い帰国実現に向けて、ご家族の皆様に寄り添いながら、全力で取組んでまいります。

「ニュース解説」は5月30日北朝鮮の衛星発射が失敗に終わったことなど。
今週の一曲は日本語放送のみに出ている。1978年のヒット曲、堀内孝雄の「君の瞳は一万ボルト」である。

1300の「しおかぜ」は5965と6165kHzが強力である。月曜日は先週金土と同じ番組である。前半日本語放送、後半1330は朝鮮語放送である。
1405の「しおかぜ」は5935と7295kHzがこれまた強力である。番組は6月5日1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。15475kHzは10分ほど前からキャリアーを出している。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「シャボン玉」である。拉致問題解説は横田めぐみさんについて。当時新潟県に住んでいた横田さん、1977年11月15日夕方、新潟市内の中学校クラブ活動のバドミントンの下校時北朝鮮に拉致された。当時13才である。20年後に拉致されたことがマスコミの報道で一般に知られることになった。女子中学生が拉致されたということで北朝鮮の残忍さ、拉致事件の象徴として注目を浴びている。北朝鮮は拉致はしたがすでに死亡したとして元夫が2004年ニセ遺骨を提出、死亡時期を1993年3月死亡から1994年4月に改ざんするなど、信ぴょう性は全くない。トップとの関わりをカモフラージュするために、亡き者にしないと北朝鮮にとっては都合の悪いことばかり。
「ふるさとの声」は横田めぐみさんへのメッセージで2020年6月5日逝去された、お父さん横田滋さんから、2017年4月に東京で開催された「拉致問題を最優先として今年中に全被害者を救え!国民大集会」での収録から、年令を感じさせる聞き取りにくいメッセージである。続いて2015年2月に収録のメッセージ、この時はまだ元気そのもの、はっきりと聞き取れる。モンゴルで孫と会ったことも述べている。そしてお母さん横田早紀江さんから2021年11月新潟県民集会での収録メッセージが出ている。続いて、めぐみさんとは4才年下の弟さん横田拓也さんから、2022年12月に開催された日本政府主催国際シンポジウムでの収録から、家族会代表になったことも述べている。同じく横田哲也さんから2021年11月新潟県民集会で収録メッセージが出ている。
「今日の一曲」は2019年12月14日、政府主催国際シンポジウム第三部ミニコンサートから参加者全員で歌われた唱歌「ふるさと」である。この番組は2023年4月10日、21日、5月1日、11日、22日、6月2日と同じ内容である。

  
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2023年06月12日

6月11日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は5965と6165kHzが良好である。特に5965kHzがS9+50dBときわめて強力である。日曜日は失踪者家族などから寄せられた手紙の一部が読み上げられている。この番組はほぼ一ヶ月ごとに繰り返し放送されている。
1996年4月14日名古屋市で失踪の安西正博さんへ、お父さんの茂雄さんから、
2002年3月3日東京都荒川区で失踪の宮本直樹さんへ、お父さんの正栄さんから、
1983年12月28日大阪府堺市で失踪の山内和弘さんへ、お父さんの治男さんからのお手紙、
1975年3月23日大阪市で失踪の竹内久美子さんへ、叔母さんの竹内春代さんから、
1987年12月末、埼玉県大宮市で失踪の佐々木正和さんへ、お姉さんの美智子さんから、
1998年5月12日福井県越前町で失踪の林雅俊さんへ、お父さんの俊雄さんから、
1956年1月14日徳島県美馬町で失踪の戸島金芳さんへ、妹さんの関谷美智子さんから、
1976年8月10日福島県原町市で失踪の坂上良則さんへ、お姉さんの舟山キヨ子さんから、
1985年10月1日青森県弘前市で失踪の木本佳紀さんへ、お母さんの和子さんからのお手紙、
1960年6月19日東京都江戸川区で失踪の山下平さんへ、妹さんの鴇崎幸江さんと林田美津枝さんから、
1975年8月北海道札幌市で失踪の山田妙子さんへ、妹の阿部順子さんから手紙、
1954年4月22日石川県で失踪の小西能幸さんへ、お姉さんの黒川敏枝さんからの便り、毎日放送している短波放送を聞いてほしいと訴えている。
非公開のOさんへ、妹さんからの手紙

1324:50に「日本政府からのメッセージ」が出ている。後半1330からも日本語で失踪者家族からの手紙が読まれている。
1967年1月28日北海道釧路市で失踪の吉田雪江さんへ、姉の及川静江さんからの手紙、
1952年10月27日京都市で失踪の渡邊晃佐さんへ、弟の訓秀さんから、
1991年3月28日韓国で失踪の大政由美さんへ、お母さんの悦子さんから、
1994年2月3日フィリピン東方海域で失踪の仲桝忠吉さんへ、妹さんの與那原一子さんから、
1963年6月川崎市で失踪の高橋太一さんへ、お姉さんの大湖弥代江さんから、
1966年7月失踪の小林榮さんへ、弟さんの七郎さんから、
1977年9月16日下関で失踪の安村(尹)文夫さんへ、お姉さんの中島政子さんから、
1969年11月4日東京都渋谷区で失踪の上田英司さんへ、お母さんの貞子さんから、
1988年失踪の林田幸男さんへ、奥さんの雪代さんから、
2001年失踪の賀上大助さんへ、お母さんの文代さんからのお手紙、
1998年失踪の中村三奈子さんへ、お母さんのクニさんから、
1953年失踪の徳永陽一郎さんへ、お姉さんの森川洋子さんから、
1976年失踪の国広富子さんへ、妹さんの辻口文子さんから、
1996年失踪のMさんへ、お父さんのKさんからの手紙

以上の方々の手紙が読まれた。1354:50にも「日本政府からのメッセージ」が出ている。番組本体は2011年から同じだが、日本政府からのメッセージも2018年のままである。
日本政府からのメッセージ内容は以下の通り。
「日本政府からのメッセージです。1970年代から1980年代にかけ、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりました。北朝鮮は2002年9月の第一回日朝首脳会談において、初めて拉致を認め謝罪し、再発防止を約束しました。同年10月には5人の拉致被害者が24年ぶりに日本に帰国しました。しかし残された被害者の方々は、今なお全ての自由を奪われ、長きにわたり北朝鮮にとらわれたままの状態で現在も救出を待っています。
北朝鮮による日本人拉致問題は日本政府にとって最重要課題であり、最優先で解決すべき問題です。すべての拉致被害者の方々が、一日も早く帰国を果たし、再開を待ちわびるご家族と再び抱き合うことができるよう、日本政府はあらゆる施策を駆使し、全力で取り組んでいきます。
日本政府は日本語番組ふるさとの風、韓国語番組イルボネパラムを毎晩9000kHz帯で放送しています。日本語番組「ふるさとの風」は夜十時半から、韓国語番組「イルボネパラム」は夜十時からそれぞれ30分間の番組を4回放送しています。ぜひお聞きください。」

この番組は2018年11月20日、12月11日、2019年1月8日、29日、2月19日、3月12日、4月2日、23日、5月14日、6月4日、25日、7月16日、8月6日、8月27日、9月17日、10月29日、11月19日、12月10日、2020年1月7日、28日、2月18日、3月10日、5月26日、6月23日、7月14日、8月4日、9月8日、29日、10月20日、11月10日、12月1日、22日、2021年1月19日、2月15日、3月22日、4月26日,5月31日、7月4日、8月8日、9月13日、10月17日、11月21日、12月26日、2022年2月6日、3月13日、4月17日、5月22日、6月26日、7月31日、9月4日、10月23日、11月20日、12月18日、2023年1月22日、2月19日、3月19日、4月16日、5月14日と同じ内容である。

1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は15475、9940、9705、9455kHzで行われている。いずれも信号は強く受信状態は良好である。この時間の放送にはジャミングが出ていない。

1430の「ふるさとの風」は15475と9705kHzが聞こえている。台湾送信の9685kHzが出ていない。6分遅れで出パが出てきた。いずれも強力である。
懐かしい日本の歌は「どんぐりコロコロ」である。拉致問題解説は田口八重子さんについて。1978年6月ごろ、東京高田馬場のベビーホテルに2歳と1歳の子供を預けたまま行方不明に。当時22歳である。日本人を偽装し大韓航空機爆破事件を起こした北朝鮮工作員・金賢姫(キム・ヒョンヒ)の証言から、田口八重子さんがこの北朝鮮工作員の教育係を務めたことが明らかになっている。北朝鮮はこうした事実や大韓航空機爆破事件そのものへの関与を完全に否定している。しかし、田口さんは2002年に帰国した別の拉致被害者に対して、「1981年から1983年にかけて「オッカ」(金賢姫の別名)という名の女性工作員と共同生活した」ことが確認されている。
また、北朝鮮は、「田口さんは、1984年に別の拉致被害者・原敕晁さんと結婚し、1986年7月に原さんが病死したため、精神的な慰労のための旅行中に交通事故で死亡した」と説明している。しかし、帰国した拉致被害者は、田口さんとは1986年7月頃まで同じ招待所にいたが結婚の事実はなかったと証言しており、したがって、「原さんの死後、交通事故で死亡した」という北朝鮮側の説明は信用できるものではない。
北朝鮮側は、田口さんが大韓航空機爆破事件の実行犯の教育係を務めていたという事実を隠そうとしている。もちろん事件そのものを北朝鮮は韓国のデッチ上げだとし認めていない。
「ふるさとの声」は田口八重子さんへのメッセージ、お兄さんの飯塚繁雄さんから、2021年12月18日に逝去された。これは2021年11月に開催された国民大集会で収録されたメッセージである。続いてお兄さん本間勝さんからは2020年10月24日収録したメッセージ。そして長男、飯塚耕一郎さんからは2021年12月の国際シンポジウムにて収録したメッセージが出ている。
「今日の一曲」は1972年のヒット曲、山本リンダの「どうにも止まらない」である。この番組は2023年4月9日、19日、30日、5月10日、21日、6月1日と同じ内容である。

  
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2023年06月11日

6月10日「しおかぜ」

午前中は時折薄日もあるお天気、午後は厚い雲に覆われてしまった。そんな中JR恵那駅から恵那峡までウォーキング。いつもは外観だけを見る「大井宿本陣」は特別に内部も公開しておりそのたたずまいを見ることができた。歩いた距離約10㎞、16000歩である。

1300の「しおかぜ」は5965と6165kHzが聞こえている。ジャミングはない。昨日と同じ日本語番組である。後半1330は同じく朝鮮語番組「富士山は知っている」である。

1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は各波強力である。この時間ジャミングは出ていない。日曜日まで同じ番組である。

1430の「ふるさとの風」は15475、9685、9705kHzが良好である。この時間3波ともS9+20~30dBほどで入感している。懐かしい日本の歌は「江戸子守唄」で始まった。拉致問題解説は増元るみ子さんについて。1978年8月12日鹿児島県吹上浜で市川修一さんとともに拉致された。当時24歳であった。二人は1979年7月20日結婚し、1981年8月17日心臓マヒで死亡したとされる。しかし結婚した事実もなく、何の前触れもなく死亡したというのはいかにも不自然であり、2002年9月に北朝鮮の捏造死亡診断書で死んだことにされてしまった。死亡を確認する客観的事実は何もない。
ふるさとの声は増元るみ子さんへ。弟さん増元照明さんから、2020年6月電話収録のメッセージである。拉致され42年、つらい思いを語っている。お姉さん平野文子さんからも2020年6月の電話収録から。同じく2019年12月熊本県での国民の集いで収録したメッセージである。
今日の一曲は1976年のヒット曲沢田研二の「コバルトの季節の中で」、この曲は1978年秋から約一年間、拉致被害者の蓮池由紀子さんと増元るみ子さんが北朝鮮で一緒に暮らしていた際、由紀子さんがるみ子さんによく歌っていたという。この番組は2023年4月8日、18日、29日、5月9日、20日、30日と同じ内容である。

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2023年06月10日

6月9日「しおかぜ」

6月9日の金曜日、時々アクセス数が通常の10倍以上もある。ほんの一部ではあるが関心を持っていただけたら幸いである。今日の「しおかぜ」もジャミングはなく、八俣からの電波はきわめて強力である。先週と同じ番組が出ている。まず岸田総理のスピーチが出ている。5月27日、岸田総理は、都内で全拉致被害者の即時一括帰国を求める国民大集会に出席、その挨拶が出ている。
「みなさん、こんにちは。内閣総理大臣の岸田文雄です。本日、国民大集会の開催に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今年3月、家族会・救う会の新たな運動方針を直接受け取らせていただきました。2002年以来、一人の拉致被害者の方の帰国も実現していないということは、痛恨の極みであり、政府として改めて重く受け止めております。
 北朝鮮については、日朝平壌宣言に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して、日朝国交正常化の実現を目指しますが、とりわけ、拉致被害者御家族も御高齢となる中で、時間的制約のある拉致問題は、ひとときもゆるがせにできない人権問題です。
 全ての拉致被害者の一日も早い御帰国を実現すべく、全力で果断に取り組んでまいります。
 今月開催されたG7広島サミットでは、私から、拉致問題の即時解決に向けた引き続きましての御理解と、そして御協力を求め、各首脳から、改めて全面的な支持を得ました。
 また、首脳コミュニケにおいて北朝鮮に対し、拉致問題を即時に解決するよう求めることが、改めて確認されました。
 こうした国際社会への働き掛けと同時に、我が国が主体的に行動することが重要です。
 日朝間の実りある関係を樹立することは、日朝双方の利益に合致するとともに、地域の平和と安定に大きく寄与いたします。しかしながら、現在の状況が長引けば長引くほど、日朝が新しい関係を築こうとしても、その実現は困難なものになってしまいかねません。一瞬たりとも無駄にせず、今こそ大胆に現状を変えていかなければなりません。
 そのためには、私自身、我が国自身が主体的に動き、トップ同士の関係を構築していくことが極めて重要であると考えております。
 私自身、条件を付けずにいつでも金正恩委員長と直接向き合う決意であると申し上げているゆえんでありますし、全力で行動してまいります。
 日朝間の懸案を解決し、両者が共に新しい時代を切り開いていくという観点からの私の決意を、あらゆる機会を逃さず金正恩委員長に伝え続けるとともに、首脳会談を早期に実現すべく、私直轄のハイレベルで協議を行っていきたいと考えております。
 私は、大局観に基づき、あらゆる障害を乗り越え、地域や国際社会の平和と安定、日朝双方のため、自ら決断してまいります。
 本日、この集会を通じて、日本国民の一致団結した強い思いが示されることは、拉致問題の解決に向けた力強い後押しとなります。その声こそが、国際社会を動かし、北朝鮮を動かすことに繋がっていくと信じております。
 こうした多くの皆様方の力強い後押しに心から感謝を申し上げ、皆様と心を一つに、総理大臣として自らが先頭に立ち、政府を挙げて、全力で取り組んでまいります。このことを、本日の国民大集会に当たって、今一度お誓い申し上げ、私の御挨拶とさせていただきます。」

続いてG7広島サミットについて、拉致問題関連の合意について解説している。救出への道コーナーは増元輝明さんから、5月28日の人工衛星なるものの発射予告などについて。毎年開かれる集会も何のためにやっているのか、口先で救出しますと言うだけである。
「日本政府からご家族の声」は2021年12月に逝去された飯塚繁雄さんからの2021年に収録されたメッセージである。あとはいつもの脱出に際しての注意喚起が出ている。後半1330は朝鮮語放送である。

1300の「日本の風」は9940と9455kHzが強力である。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風は9705と9455kHzが強力である。「ふるさとの風ニュース」は5月18日G7サミットに出席のため来日しているバイデン大統領と首脳会談を行った。5月21日には同じく韓国大統領とも会談を行った。いずれもその概要が出ている。
故郷の唱歌は「思い出のアルバム」が出ている。これは日本語放送のみである。今週の一曲、朝鮮語放送はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」の2曲である。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。一年ぶりの登場である。
台湾送信は1328に停波、朝鮮語は尻切れである。日本語放送は1357に終了している。

1405の「しおかぜ」は5935と7295kHzが強力である。八俣からの電波は今日も強い。日本語放送である。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが聞こえている。タシケント、台湾送信共に強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「雨降り」で始まった。「拉致問題解説」は松木薫さんについて。1980年5月頃スペイン留学中に消息を絶った。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、平壌で生活していると伝えてきた。その後よど号ハイジャック犯とその関係者によって増元るみ子さんを含め3人が平壌へ連れて行かれたことが判明している。北朝鮮は1996年8月交通事故で死亡と発表、しかしこれは拉致を認めて2002年に急遽死亡確認書をねつ造したもので、ニセ遺骨を出すなど客観的なことは何も示されていない。
「ふるさとの声」は松木薫さんへのメッセージ、お姉さん斎藤文代さんから、2019年12月に熊本で収録したメッセージ。そして2019年5月、東京の国民大集会での収録から。続いて弟松木信弘さんからは2020年12月に収録したメッセージである。次に2019年12月収録のメッセージが出ている。
「今日の一曲」はミュージックボランティア、うらた剛さん作詞作曲の「薫の約束」である。お姉さん斎藤文代さんが、うらた剛さんに依頼し松木薫さんへの思いを込めて作られた曲である。台湾送信9705kHzは1458に停波するため尻切れである。この番組は2023年4月7日、17日、27日、5月8日、19日、29日と同じ内容である。

  
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2023年06月09日

6月8日「しおかぜ」

昨日周波数変更を行っている「しおかぜ」、今回の変更は同じ周波数での混信もほとんどなく今のところ各周波数クリアーに聞こえている。
1300は5965と6165kHzの2波である。「しおかぜ」へのジャミングは出ていない。8日、木曜日は前半・後半とも朝鮮語放送である。
1405はしおかぜのアナウンスで放送開始、5935と7295kHzの2波である。この時間は日本政府制作の番組「ふるさとの風」が出ている。終了も日本語によるしおかぜのアナウンスである。

1330と1430のふるさとの風」は同じ番組が出ている。「ふるさとの風ニュース」は5月18日G7サミットに出席のため来日しているバイデン大統領と首脳会談を行った。5月21日には同じく韓国大統領とも会談を行った。いずれもその概要が出ている。
故郷の唱歌は「思い出のアルバム」が出ている。
今週の一曲は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。一年ぶりの登場である。1457に今月のアニメソングとして「あかねちゃん」が追加されている。

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2023年06月08日

6月7日「しおかぜ」周波数変更

7日、水曜日に「しおかぜ」は周波数変更を行っている。当然ジャミングから解放され、2波とも極めて良好である。1300の放送は5965と6165kHzに出ている。前半・後半とも英語放送である。

1300代の朝鮮語と日本語放送はいつものように各波良好である。この時間は毎日同じ番組である。
1405の「しおかぜ」は5935と7295kHzに出てきた。いずれもS9+40dBを超す強さである。この時間は開始と終了にしおかぜのアナウンスがあり、番組本体は先週1330に放送された「ふるさとの風」が出ている。

Shiokaze June 7, 2023
1300-1400 5965, 6165
1405-1435 5935, 7295
1600-1700 6070, 7325
1705-1805 5980, 6090

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。懐かしい日本の歌は「めだかの学校」である。
拉致問題解説は曽我ミヨシさんについて。1978年8月12日夜、近所に買い物に出掛けたままひとみさん(当時19歳)と共に行方不明になった。日本政府の無策ぶりが露呈した事件で、2002年10月ひとみさんが帰国するまで、拉致されていることさえ分からなかった。その後の調査で在日朝鮮人が関与していることも分かっている、実行犯女性工作員キムミョンスクを2006年11月に逮捕状を得て国際手配、犯人の引き渡しを求めているというが何の解決にも至っていない。紙に書いただけで何も行動を起こしてはいない。
「ふるさとの声」は、曽我ひとみさんから2021年10月の川崎市民の集いでの収録メッセージ。2020年12月「忘れるな拉致新潟県民集会」で収録したメッセージである。続いて2019年9月東京で開催された国民大集会において収録したメッセージである。
9705kHzは1458に停波、9685kHzへキャリアーを出してくる。1500まで出ている9685kHzと混信してる。この番組は2023年4月6日、16日、26日、5月7日、18日、28日と同じ内容である。

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2023年06月07日

6月6日ふるさとの風

6日の八俣送信は強力に聞こえている。1300の5920と6090kHz、そして1405の5980と6070kHzいずれも受信状態は極めて良好である。1300代は前半・後半とも朝鮮語放送である。1405は先週1330に放送された「ふるさとの風」で、開始と終了は「しおかぜ」のアナウンスが出ている。

1300代の拉致対策本部の朝鮮語と日本語放送は昨日から新しい内容である。各波いずれも良好である。ふるさとの唱歌コーナーは「思い出のアルバム」が出ている。これは日本語放送のみである。
今週の一曲、朝鮮語放送はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」の2曲である。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。一年ぶりの登場である。
台湾送信は1328に停波おり尻切れである。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが良好である。6日の台湾送信は31mb内でも最強である。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。拉致問題開設は石岡亨さんの事案について。1980年5月頃大学生だった石岡さんはヨーロッパへ出かけたまま消息を絶った。1988年家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き平壌で暮らしていることがわかった。こうして有本恵子さん、松木薫さん3人が北朝鮮に拉致されたことが判明、1988年11月4日死亡と北朝鮮は発表している。松木薫さんを含めた3人は、よど号ハイジャック犯とその関係者によってヨーロッパから平壌に連れていかれたことが判明している。当然のことながら北朝鮮はよど号ハイジャック犯との関わりを全面否定している。小泉総理の訪朝が決まると、2002年に急遽死亡したことにされてしまった。
ふるさとの声は石岡亨さんへのメッセージ、お兄さん石岡章さんから、2020年6月に寄せられた手紙が代読されている。新型コロナウィルス感染症についてなど時代の移り変わりを述べている。
今日の一曲は、拉致問題の解決を願って歌われている南こうせつさんの「国境の風」である。この番組は2023年4月5日、15日、25日、5月5日、17日、27日と同じ内容である。

  
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2023年06月06日

6月5日ふるさとの風

1300の「しおかぜ」は6090kHzがクリアーに聞こえている。5920kHzはほぼスーパージャミングにつぶされている。時々浮かんで聞こえる程度、とても実用レベルにはならない。月曜日は先週金土と同じ番組である。

1300の「日本の風」は9940と9455kHzが強力である。15475kHzは若干弱いがクリアーに聞こえている。1330の「ふるさとの風は9705と9455kHzが強力である。月曜日から新しい内容となる。「ふるさとの風ニュース」は5月18日G7サミットに出席のため来日しているバイデン大統領と首脳会談を行った。5月21日には同じく韓国大統領とも会談を行った。いずれもその概要が出ている。
故郷の唱歌は「思い出のアルバム」が出ている。これは日本語放送のみである。
今週の一曲、朝鮮語放送はウルフルズの「ガッツだぜ!!」と1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」の2曲である。日本語放送は1974年のヒット曲、三輪車の「水色の街」である。一年ぶりの登場である。
台湾送信は1328に停波、尻切れである。

1430の「ふるさとの風」は台湾送信の9685と9705kHz、タシケント送信の15475kHzも強力である。懐かしい日本の歌は「ずいずいずっころばし」である。
拉致問題解説は松本京子さんについて。2006年11月20日に17人目の拉致被害者に認定された。鳥取県米子市で1977年10月21日夜、自宅近くの編み物教室に出かけたまま拉致され行方不明に、2002年の日朝首脳会議や2006年の日朝実務者協議で北朝鮮は入国した事実はないとして、拉致を認めていない事案でもある。地元での救出活動や29歳で拉致された経緯などが紹介されている。
「ふるさとの声」は松本京子さんへ、2020年6月電話収録されたお兄さん松本肇さんからのメッセージが出ている。続いて2020年1月島根県で開催されたふるさとの風・しおかぜ共同公開収録したメッセージ。そして2019年5月東京で開催の国民大集会での収録から。
今日の一曲は1995年のヒット曲、岡本真夜の「TOMORROW」である。1300と同じ曲である。
この番組は2023年4月3日、14日、24日、5月4日、16日、26日と同じ内容である。

  
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2023年06月05日

6月4日「しおかぜ」

1300の「しおかぜ」は6090kHzがきわめて良好である。5920kHzはスーパージャミングと戦っている、概ね八俣の電波が優勢のようだ。日曜日は拉致被害者並びに公開されている失踪者の氏名生年月日、失踪日時や当時の年令などが読み上げられている。ほぼ一かふぇつごとに繰り返し放送されている。直近では4月9日、5月7日と同じ内容である。

1300代の「にっぽんの風」と「ふるさとの風」は今日までの一週間同じ番組が出ている。台湾送信は今日もきわめて強力である。タシケント送信の15475kHzはちょっとだけ弱いようだ。聞き取りは十分できている。1357に番組終了である。

1430の15475kHzは早くからキャリアーを出し、ENC Musicを出している。台湾送信の9705と9685kHzはきわめて強力である。懐かしい日本の歌は「ないしょばなし」である。拉致問題解説は市川修一さんについて。1978年8月12日、鹿児島県日置郡から増元るみ子さん当時23歳と共に拉致された。2002年北朝鮮は拉致を認め1979年7月24日に結婚し、9月4日死亡としているが、泳げなかった市川さんが、初冬に川で溺死したことにして、にわか死亡通知書を2002年9月に急きょ作成、客観的事実は何もなく信用できる内容ではない。これも北朝鮮にとっては死亡したことにしないと都合の悪い拉致事件である。
「ふるさとの声」は、市川修一さんへ、お兄さん市川健一さんから2020年6月電話収録したメッセージである。続いて2019年2月に収録したメッセージ。そしてお姉さん市川龍子さんからも2020年6月収録のメッセージが出ている。
今日の一曲は1968年のヒット曲、ザ・タイガースの「花の首飾り」である。この番組は2023年4月13日、23日、5月3日、13日、25日と同じ内容である。

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2023年06月04日

6月3日「しおかぜ」

昨日の大雨の影響で今日も交通機関は大混雑。名古屋駅では新幹線ホームへ入る人の列が延々と続いていた。今日のウォーキングは比較的近いところで約10㎞を歩いた。雲一つない改正で、風が強かった。

1300の「しおかぜ」は良好である。5920kHzも概ね八俣送信が優勢である。昨日と同じ番組である。「ふるさとの風ニュース」は5月27日の国民大集会における岸田総理のあいさつが出ている。収録が悪いのか聞き取りにくい音声である。

1430の「ふるさとの風」は15475、9705、9685kHzが強力である。台湾送信の2波がきわめて強力である。ジャミングは全くない。懐かしい日本の歌は「荒城の月」である。
拉致問題解説は有本恵子さんについて。1983年7月頃コペンハーゲンから手紙が届いたのを最後に行方不明になった。1988年に石岡亨さんから家族あてに8月13日付のポーランドの消印で手紙が届き、松木薫さんら3人は平壌におり、よど号ハイジャック犯らの手によって北朝鮮に拉致されたことが判明している。そして1988年11月4日に生活していた招待所で家族全員石炭ガス中毒で死亡と北朝鮮は2002年9月に虚偽報告している。しかし客観的事実は何一つ示されていない。よど号ハイジャック犯の妻らによって拉致されたことが判明している。北朝鮮側はこれを一切認めていない。北朝鮮側の主張には、北朝鮮が匿っているテロリストが関与した犯罪行為を隠蔽しようとする意図があったと受け止められる。
「ふるさとの声」は有本恵子さんへ、お父さん有本明弘さんから、2021年12月18日神戸で開催された「拉致問題を考える国民のつどいin兵庫・神戸」で収録されたメッセージである。次に2020年10月に収録したメッセージが出ている。そして2020年2月3日に94歳で亡くなったお母さん有本嘉代子さんから、2019年1月収録のメッセージが出ている。今日の一曲はなし。この番組は2023年4月22日、5月2日、12日、24日と同じ内容である。

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